弁護士ブログ

2005.06.25更新

 午前中から午後にかけて、来客を1人に絞り、証人尋問事項を作った。
 尋問事項とは、明日の裁判のものなわけだが、正直、私は民事の証人尋問には刑事事件ほど、あてにしていない。
 なぜか?
 証人は、平気で嘘をつくからである。
 民事事件の証人尋問でも刑事事件でも証言前には宣誓文の読み上げと偽証罪の告知があるが、はっきり言ってこれが全く無意味となっている。
 私は、偽証罪で告発したい事件を何件も知っているが、偽証罪の告発に関しては、なぜか警察や検察もやりたがらない。
 要するに、司法関係者は、民事の証人尋問をあまり当てにしていない、証言の証明力を予め割り引いて考えている、ということかな。
 この点は、現役の裁判官に聞いてみたいな。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

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