破産管財人としての業務中に迷うと、裁判所にお伺いを立てる。
さすが、東京地方裁判所民事第20部の裁判官は、破産民事再生の専門部ゆえに、緻密な理論と妥当な判断の根底にあるバランス感覚に優れている。いつも勉強になる。
今回も、自分の考えていた方針と裁判官の考えとが一致したので、自分自身にも自信がもてた。
弁護士も専門性が叫ばれているが、私は、いずれ、破産業務、民事再生業務の専門家になりたいと思い、全国倒産処理弁護士ネットワークにも加入させてもらっている。
ただ、まだ、勉強中であり、もっと会計にも倒産法制にも強くならないといけない。
地方で闘っていた、裁判で全部勝訴判決をもらった。
実に悦ばしい。当然の結果だとの認識があるが、裁判はやってみないとわからないので、主文を聞いてほっとした。