不思議なものだ。
いや、不思議でもないのか。
高等裁判所での民事事件の和解協議が決裂した。
主任裁判官は明らかにどちらを勝たせ、どちらを負かせるのかについてはっきりと心証を出して和解を求めてきた。
しかし、和解にはいたらなかった。
主任裁判官は首をかしげているが、これまでの訴訟進行での態度からすれば和解決裂はある意味当然なのかもしれない。
しかし、早期解決、和解なら多少の減額を期待できるはずなのに、意地を張っていいものなのか。会社の経営者なのだから、もう少し、頭を使え、と思ってしまう。