私は、弁護士限定のメーリングリストにいくつも参加している。弁護士会の委員会のような公的活動についてのメーリングリストもある。
クレサラ事件、消費者事件、刑事弁護、知的財産、などなどのメーリングリストに加入している。
自分自身が管理人を務めるものもある。最近では、特定の事件に関する弁護団の情報交換を目的としたかなり限定したメーリングリストさえある。
メーリングリストでは情報交換のほか、似た事件の処理などを参考にすることが出来る。
専門性の高い事件だと、いろいろと相談もできる。会ったことさえない弁護士との議論もあり、実に興味深いツールといえる。
この種のツールが存在するとなると、パソコンを使いこなせるか否かなどと関連して、弁護士間の情報アクセス格差というものも大きくなってくるように思う。