弁護士ブログ

2007.01.31更新

 民事事件に出す主張書面のことを「準備書面」という。
 この準備書面は、原告、ないし、被告の主張を書面にしたものだが、別に何ページ書くとかいうきまりはない。裁判官は、短いのを好む。だって、読むのが早く終るからである。

 弁護士によっては、1枚いくらで弁護士費用を請求している事務所もある。私の事務所はそうしていない。
 弁護士だって、ながながと書面を書きたくはない。仕事が急がしくなるし、長い書面はそれだけ間違いを犯す可能性が高くなるからでもある。

 しかし、ここ数ヶ月間、私は50ページを越える書面を何通か書いてしまった。おかげで、とても忙しくなったし、書面完成後の見直しも大変だった。短くもできない事件だったから、仕方がないのである。
 そして、今、作っている書面は、どうも100ページを超えそうだ。
 このような長い書面を書くときは、当然、数日間に及ぶ作業となる。執筆作業がいろいろな理由で中断すると、どこまで書いたかもわからなくなってしまうこともあるので、なんかいい工夫がないものだろうかと、今、思案中なのである。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

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