弁護士ブログ

2007.03.28更新

 確実に勝てる事件なのに、依頼者がやめると言い出し、空中分解してしまう事件が年に1回くらいあります。これは、しんどい。相手方が負けることを分かっているからきちんと対応して「何とか安くしてくれないか」とか「支払方法をもっと楽にして欲しい」などと言ってきているのに、依頼者からはしごを外されると、代理人としてはどうしようもないのである。
 ただ、人にとって、解決可能であっても、紛争を抱えているという事実からくる負担も間違いなくあるので、依頼者のはしご外しが全く理解できない、ということもない(と言っても、やめて欲しいが)。

 次に、打ち合わせ事項を守らない依頼者や打ち合わせと違うことを話す依頼者は、実に困る。
 打ち合わせに遅れてくることについてはまだ許せるが、例えば、訴訟になっている案件の場合に打ち合わせを無視して話し始める人が稀にいる。
 打ち合わせでは本当の話をするが、裁判で上がっているのかわからないが、間違ったことを言う上に薗点を指摘したら、それを取り繕おうとする(どうして訂正しないのか)。

 この種のタイプについては、未だに理解できない。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

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