弁護士ブログ

2007.08.15更新

 書店で見つけたので、買って読んでみた。

 「爆笑」するかしないかは、読者の感性にもよるが、私は「爆笑」はしなかった。
 しかし、裁判官の人間くさい側面がよく出ているとは思った。

 本当の裁判官は、もっと人間くさい。
 ある裁判官は、自宅でウサギを飼っている。このウサギ大好き裁判官の判決は辛いのだが、ウサギの話をするときは、もう、目がウルウルなので、正直、「爆笑」ものである。いい人なんだな~、本当は。
 また、あるサッカー好きの裁判官は、ひいきのJリーグチームの試合がある日は、午後4時に裁判所を出て試合に行ってしまう(裁判官室の机には、そのチームの団扇があった)。勿論、きちんと仕事をこなして行くので、誰の批判も浴びない(というか、仕事が速いといういい評判ばっかりだった)。ファンクラブに入っていて、選手と一緒に写っている写真を見せてもらった。本当に、いい人でした。
 更に、既に裁判官を辞めて弁護士になっている元裁判官は、女性司法修習生の中では「セクハラ大王」として有名であった(男性司法修習生には、ざっくばらんな性格がとても受けていた)。
 酒に酔って同僚裁判官を殴ってしまい問題となった裁判官もいたし、「略奪婚か!!」という私生活を過ごしていた裁判官もいた。

 裁判官といえども、「人の子」である(これ以上は、書けない)。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

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