8月6日から、東京簡易裁判所で開かれていた民事調停事件は、全件、東京簡易裁判所墨田庁舎という錦糸町駅から徒歩5分の場所にて開かれるようになった。
このことは知っていたが、私は、8月6日以前に申し立てていた民事調停事件は、従前どおり、霞ヶ関の本庁で開かれると思っていた。
ところが、依頼者と東京簡易裁判所本庁5階でエレベーターを降りてみたら、照明が全て消されており、夜逃げ後のような状態であった。
明らかに「間違えた」と分かった。
すぐに、事件受付に行き、墨田庁舎の連絡先を聞き、電話して事情を説明し、期日よりも40分遅れて依頼者と一緒に墨田庁舎に出頭することになった。
こんなミスは、弁護士になって初めてだ。
裁判所、相手方、依頼者に申し訳ないし、恥ずかしい。
今度はこのようなことがないように気をつけたい。