弁護士ブログ

2008.09.20更新

 久しぶりに、元依頼者と会った。友人の弁護士も一緒だ。

 依頼者だった方と事件終了後も会って、一緒に食事をできるのは、とてもうれしい。
 依頼事件をがんばっている最中は、依頼者とは一心同体のような感じだけど、事件が終わると疎遠になるのが通常だろう。
 
 事件が終わったのちは、できれば弁護士とかかわりたくないものだろう、普通は。

 ただ、裁判官、検察官と絶対的に違うところだと思うのが、弁護士は事件終了後も依頼者と何らかのつながりが残る、ということである。

 依頼者が依頼者を連れてくるのもよくあるし、事件終了後に食事をしたりお中元やお歳暮をもらったり、裁判官や検察官は公務員であり権力者だが、弁護士は民間の法律サービス者(在野法曹ともいう)だけに、かなりの割合で依頼者との関係が事実上続く。

 そして、依頼者に誘われて、事件後の活躍を聞いたり、自分も聞かれたりすることは、とってもうれしいことなのである。

 弁護士になってよかった、と実感するときともいえるだろう。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

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