ある事件で遭遇た弁護士は、感覚的におかしな人だった。
裁判官も持て余しているようで、どう考えても「先生、議論の方向性が間違っています」という流れに持っていこうとしているのに、気づいているのかいないのか、全然、議論がかみ合わない。
私は「おかしいな。まいったな」と思いながら、「こんなタイプの弁護士は、きっとどっかでおかしい対応をしているだろう」と考え、過去の弁護士懲戒処分例があるが調べてみたら、とんでもないものが出てきた。
なるほど。そうだったのか。納得した。やっぱり、おかしな弁護士だった。
何ごとも正義を踏み外さず、社会的妥当性を職業に対する信頼感を大事にして仕事をしようと思った次第である。