20年ぶりくらいに、奥歯(親知らず)を抜いた。
歯科に行き、虫歯があると聞き、その場で「じゃぁ、抜きますか」といきなり言われた。
私は、普通に歯を削って治療されると思っていたので、「え、抜くのですか」と少し狼狽した。
歯科医「ええ、だってこの親知らずは、歯のかみ合わせに全く影響ないですし、抜いたほうがいいですよ」
私は、しばし考えて、「顔が脹れたり、痛みが続かなければ、薬で痛みを散らしてごまかすことよりもいいのでしょうね」と自分を納得されて、「じゃぁ、抜きましょう」と答え、奥歯を抜くことになった。
麻酔をかけ、直ぐに、抜歯。
全然、痛くなかった。
麻酔が切れても、痛くなかった。
この歯科医は、名医だと思った。
今も、痛くないので、歯を抜いてよかった。
抜いた奥歯を見せてもらったが、虫歯で黒ずんでいた。
親知らずで大きな歯に成長し、歯の根っこは肥大していた。
記念に貰ってきて、自宅で子供たちにも見せてあげた。
「歯を磨かないと、こんな虫歯ができるんだぞ」と子供たちに言ったら、子供たちは、寝る前に一生懸命に歯を磨いていた。