弁護士ブログ

2010.07.21更新

朝日新聞の朝刊の1面に新人弁護士の最近の様子が記事になっていた。

悲惨の一言である。どうも、記事はレアケースではないらしい。

自分が弁護士になった10年前には想像も出来なかった事態になっているようだ。
私も、なんとなく気づいていたが、現実は、もっと先の悪い状態になっているようだ。

私も、今年、新人弁護士を採用したが、彼の待遇は新聞記事とは一線を画する「好待遇」となるのだろう。
(私が弁護士になったときは、当たり前の待遇だけども)。

競争原理だけでは、最近、私が担当し、結局、夫婦を復縁させてしまった(依頼の趣旨は離婚だった)ような手のかかるお金にもならない事件は手掛けられなくなるだろう。

まずは、裁判所法を改正して、司法修習生の給与の貸与は止めて、今までと同じように給与制に戻すべきだ。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

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