弁護士ブログ

2011.04.04更新

 私の実家は埼玉県、妻の実家は九州だったので、両親は無事だった。
 水戸や青森に住んでいる親族もいたが、無事だった(家屋はダメージを受けたが)。
 
 被害の様子がどんどんと分かってくるに従い、日本がどうなってしまうのか、今後の東北の復興はどのようになされるべきなのか、日本経済や社会への影響はどうなっていくのか、など、分からないことが多すぎる。
 そう、何も分からない。原発は、今後廃止されるという議論もあるが、それは現実的なのか。

 分かるとすれば、刻一刻と変わる状況に対する情報開示の重要性、情勢に対応した迅速な対策を立てること、義援金も大事だが義援金が被災者や被災地に届くには時間がかかるから、なによりも必要物資を届けることが大事であること、買占めはしないこと、一方、逆説的にいえば、必要以上の自粛をして他の地域の経済を委縮させないこと(義援金の原資がなくなる)などか。

 しかし、関東の一弁護士として、私が何かを出来るか、と言われれば、それもなかなか難しい。
 家庭を持ち、東京都内に仕事場があるので、今の生活を変えることもできないだろう。
 江頭2:50のように、トラックを借りて被災地に物資を持ち込むことも、現実的には難しい。
 芸能人のような影響力も、企業家のような資力もないから、インパクトのある援助もできないだろう。
 
 ただ、定期的な支援の仕方として、私は、今後、弁護士としての売り上げの一部を定期的に義援金として出すことにした。
 一回だけどかんと出すのではなく、少しになるかもしれないが、定期的に弁護士会を通じて義援金を被災地に送ることにしたいと思う。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

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