弁護士ブログ

2005.09.03更新

 引越ししたので、住所が変わった。
 住所が変わったために、住民票の移転、銀行の登録住所の変更、運転免許証の住所変更、印鑑登録の再申請、クレジットカードなどの住所変更手続きなどを行うために貴重な休みが減っていく。

 もったいない。全部、ネット上でできればいいのに。

 夕方、長男を自転車のうしろ、次男を自転車に前に乗せてサイクリングをしていたとき、ふと、最近夫を亡くしたおばの顔が浮かんだので、そのままおばのうちに遊びに行った。
 約束もしていなかった訪問を、むしろおばは喜んでくれたおかげで、4人で1時間ほど楽しいときを過ごした。私も叔父さんに線香をあげることができてよかった。

 帰り際にメロンをもらったので、自宅に戻ってから奥さんと一緒にメロンを食べた。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2005.09.01更新

 午前中は、事務所で仕事。起案、℡、FAX、文献あさりなど、普段と変わらない。
 そういえば、まだ、夏休みを取っていないな~。奥さん、子供に申し訳ない。
 
 お昼、東京弁護士会の5階で高齢者障害者の権利に関する特別委員会の福祉制度部会の会合に出席。
 10月に実施するオアシス研修の内容を詰める。
 
 その後、事務所に戻り、また、仕事。

 午後5時に東京地方裁判所の刑事部で刑事訴訟の進行協議を行う。
 この裁判は、既に公判を30回以上重ね、起訴から2年以上経過した事案であるが、今後の進行が読みにくいために、裁判所主催のもと、検察官、弁護人出席の協議を行ったわけだ。
 
 進行協議後、弁護士会で打ち合わせ。
 打ち合わせは2時間続き、その後は事務所で依頼者と面談して事件打ち合わせ。

 自宅は、午後11時過ぎだった。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2005.09.01更新

 ヤミ金のからむ破産事件、任意整理事件の処理は、やっかいだ。
 ヤミ金は、客が事業者の場合、必ず客の取引先を聞き、客に社名を記名させ、実印を押させて債権譲渡人、ヤミ金が債権譲受け人とする債権譲渡通知書を内容証明郵便形式で作成させ(譲渡日時、客の取引先は白地)、客が返済に滞ると、これを客の取引先へ郵送する。ヤミ金は複数人で構成され(みんなグル)、債権譲渡通知書を客先に複数郵送し、その後、ヤミ金が何人かで繰り返し客の取引先へ債権譲受け人と称して脅かしの電話を掛ける。
 客は、取引先からの信用を失い、収入の道が途絶え、客の取引先は債権者が誰だか分からないからという理由で東京法務局へ弁済供託をする。
 すると、ヤミ金は、同意書(供託金の引き出しを一本化する書面。たとえば、ヤミ金A、B、Cがいた場合、供託金をAが引き出すことに同意するB、Cの書面)を法務局に提出し、法務局は債権者はCと確認がとれた、ということで供託金をCに払う。そして、この金をA、B、Cで分ける。

 こうやって、ヤミ金は法務局を通じて「安全に」お金を回収する(暴利が乗っかった、違法収益)を得ることが出来る。

 私も、昨年、裁判所の仮処分を取りながらも、ヤミ金に供託金を持っていかれれたことがある。
 頭にきたので、法務局を提訴し、同時にヤミ金を刑事告訴するなどの強気の態度を貫き、最終的にはヤミ金からもっていかれた供託金を全額回収し、かつ、現在、ヤミ金から慰謝料を徴収しつづけている。
 ヤミ金のやったことを考えれば、当然である。この件の依頼者は、家族にも取引先にも恵まれ、いまは破産もせずに立ち直っている。

 今回、別件の事件処理との関係で、依頼者の取引先から依頼者の売掛金(手形)を回収した。取引先へ手形の回収に行ったのは実ははじめてである。
 そもそも、経済的危機状態においての債権譲渡通知書の効力は、昨年の最高裁判決2件により無効とされている(正確には、破産管財人の否認権の対象となる)。

 そのため、ヤミ金の債権譲渡通知書など畏れることはないのであるが、脅迫電話などの嫌がらせの取引先への心理的威迫効果が大きいことも否めない。
 いま、この点をどう克服するかを検討しているところである。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2005.09.01更新

 自宅の引越し前日、次男が入院した。前触れもない出来事であった。
 幼少ゆえ、大事にならないようにと大学病院の勧めに従い、次男は診療後即入院手続きをとり、私が一日病院に泊まった。
 次男は、突然、母親と離されたことがショックだったのか、私のことを忘れ、ただひたすら「ママー、ママー」と夜中ずっと泣き、泣きつかれて寝たのは午前3時だった。
 翌日午前7時ころ起床した次男は、またママーと泣いたが、母親が病院に到着して面会したために一瞬にして泣き止んだ。ただ、この日は引越し当日。
 やむなく、義母(次男の祖母)を付き添いに残し、私と奥さんは自宅に戻り、引越し業者の皆さんと到着を待ち、引越し作業に没頭したのだった。
 
 引越し作業とは、とても辛いものである。私は、大学生のときと司法試験受験生だったときに引越しのアルバイトをしていた。
 とてもきついバイトだった。重く、私から見たらどうでもいいような荷物を引越し先に持っていこうとするお客さんの神経には、よく疑問を持ったものだ。
 引越しバイトをしていたとき、一番うれしかったのは寸志をもらった時だ。
 だから、私も重い荷物がある私の引越しには欠かせないだろうと思い、作業開始前に(ここが大事!!)引越しのおっさん、おにいさんに寸志を配った。
 また、転居先での作業再開時にも、今度は「奥さんからだ」と言って、再び寸志を配った。
 引越し業者さんの仕事が、私から見ても、大変丁寧であり、かつ、思いやりのあるものであったかは、もはや説明するまでもないだろう。

 おかげで、引越しは無事完了した。
 あとは、元の自宅そばで入院した次男を新居そばの病院に転院させること、部屋いっぱいに積み上げられた荷物の処理をやればいいだけだ。
 
 でも、私には、休みがない。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

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