午前中の東京簡易裁判所での裁判は、被告からの和解の申出を受けて休止となった。
勝訴的和解なので、私も依頼者も満足である。
午後、地方に出張した。3年越しの仕事に区切りをつけるためである。
幸い、大きな事故もなく、無事に作業を完了することが出来た。
報酬請求が楽しみである。
夕方、事務所の弁護士会議にて重大な案件の方針が決定した。
2006.01.26更新
午前中の東京簡易裁判所での裁判は、被告からの和解の申出を受けて休止となった。
勝訴的和解なので、私も依頼者も満足である。
午後、地方に出張した。3年越しの仕事に区切りをつけるためである。
幸い、大きな事故もなく、無事に作業を完了することが出来た。
報酬請求が楽しみである。
夕方、事務所の弁護士会議にて重大な案件の方針が決定した。
投稿者:
2006.01.25更新
テレビのスイッチを付けると、堀江容疑者の報道が過熱気味だ。
報道内容が随時更新されていることからすると、捜査機関が意図的に情報を流しているのかもしれない。特に,押収物である多数のメールが流出していることは、捜査機関の協力なくしては無理だろう。
問題は、報道されていることで被疑者の言い分がない現段階で、心証として「クロ」と看做していいのか、ということだ。マスコミ裁判という言葉があったっけ。
私は、今、以前、大々的に新聞報道された事件の刑事弁護人である。NHK、民放、インターネットmニュースで報道された内容は、被疑者が主犯・黒幕というものであった。
しかし、少なくとも公正に予断なく刑事記録をみると、被告人が「主犯」「黒幕」であるということは断じてない。これはここ5年間で100件ちかい刑事事件の弁護人を務めた私の確信である。
新聞やネットには、堀江氏の事件を報道する際には、両論併記というか堀江氏の言い分・説明を報道するように求めたい。これが公正な言論というものだ。
ところで、堀江氏が調書への署名拒否していることは刑事弁護人としては非常に正しい態度だと思う。
この点も、マスコミは批判的であるが、それは間違い。密室の取調べほど、力関係に差があり、捜査官の資質如何では大変ひどい取調べが行われる。
しかしながら、そこで作成された調書の証拠能力は、公判廷での証言以上の証拠価値を認められてしまうのが刑事裁判の実態だから(この実態は、絶対に間違っていると思う。個人的には、刑事訴訟法第321条第11項第2号、3号は廃止すべきだと思う)。
無論、事件が「真実」とすれば(まだ、分からない)、堀江氏の今後の人生は「時代の寵児」ともてはやされたころとは雲泥の差がでる人生となるだろう。
容疑の真偽は不明なので、あくまでも仮定的である。
悪事は必ず暴かれる。
「天網恢恢疎にして洩らさず」なのである。
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2006.01.24更新
午前中、東京拘置所にて被告人接見。被告人は私の体調を気にしてくれていたが、そんな心配をされると私自身が情けなくなる。
眞にすまないことをした。被告人の顔をみて、証人尋問にかけるファイトが出てきたと言うものだ。
午後、東京地方裁判所で口頭弁論。訴状陳述したが、被告は答弁書を擬制陳述で出頭せず。
次回は事実上和解期日となるだろう。負ける裁判ではないので。
午後に、とある自治体職員と打ち合わせ。みっちり2時間ほど打ち合わせをした。
夜は、事務所で起案三昧。同期の友人が東京弁護士会会館で労働法の講演をしていたが、聞きにいくことが出来なかった。残念。
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2006.01.24更新
ボランティア団体に頼まれて、個人情報保護法の講演をした。
募集人数を大幅に超えたそうで、講師としては嬉しいやら緊張するやら。
持ち時間が1時間しかなかったので、法律の基本的な部分と具体例を挙げつつ、平易に解説することを心がけた。
午後、事務所で打ち合わせ。
闇金被害は後を絶たないことをまざまざと知らされる。
気合を入れて頑張らなければならない。
投稿者:
2006.01.24更新
日曜日、自宅に家族を残して地方に現地調査。
情報提供者にも会えて、充実した調査が出来た。
帰りは遅くなったが、子供達も起きていてお土産のアイスとせんべいを渡すことができた。
投稿者:
2006.01.19更新
私は、東京弁護士会の派閥「期成会」の幹事を務めている。
事務局次長をやって欲しいといわれたが、とても時間がないので断った。
私は、期成会の企画委員会に属し、既に6年が経ったが、このたび私の専門の成年後見制度に関する講演をすることになった。
成年後見制度といえば、実は東京の某区役所からも講演依頼があり、今から準備をしているところである。
また、今度の土曜日は、別の自治体のシンポジウムで個人情報保護法の講師を務めることになっている。
弁護士の場合、基本的に事務所でのデスクワークが仕事の中心ではあるが、裁判所はもとより自治体での講演、法科大学院での後輩指導なども仕事にあって、外を飛び回ることも多い。
裁判官とか検察官にない、弁護士の魅力のひとつであろう。
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2006.01.17更新
火曜日の夜から体調がおかしくなり、病院にいき薬を貰い、ほぼ金曜日までの3日間、完全に休養をとったら、病気も治り、体力が回復した。
3日間満足に食事をとれず、大事な裁判を欠席せざるをえないなどいろいろと大変だったが、普段の睡眠不足も回復し、土曜日には仕事ができるようになった。
土曜日は、事務所に出て溜まった仕事をこなし、久しぶりにビールを飲んだ。
やはり健康維持と増進は、とても大切である。
投稿者:
2006.01.13更新
火曜日
体調がおかしくなって、めまいがした。
どうも仕事ができないと考え、早退したものの、電車で自宅に戻ることもできず、あわててタクシーに乗って自宅に向った。
タクシーに乗りながらも、吐きそうになり、吐かずに済んだものの、何も食べられず、もう最悪の体調に陥った。人生でこんなに苦しんだことはない。
原因が分からず、病院にも行き安静にもしていたが、体調は戻らず、とうとうやってはいけない裁判欠席という事態を招いてしまった。
実にはずかしい。しかし、万が一、体調不良を押して裁判にでていたら、もっと恥ずかしい事態になったはずだ。
とにかく、体を元に戻そうと思う。
いまは、こうやってパソコンに向えるだけの力は戻ったけど、まだ、頭がいたい。
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2006.01.10更新
高裁に提出する、控訴理由書を無事書き終えた。
原案は、先週中に書いてあったが、もう一度、よく考えてみた。
今回は、普段の私と違い、相当にコンパクトな起案となった。満足。
しかし、書き終えて思うことは、法律・裁判の世界は、実に奥が深いということだ。
依頼者チェックを受けて、すぐに提出しよう。
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