弁護士ブログ

2006.07.17更新

 とある刑事事件の法廷後、傍聴席にいたカップル(法科大学生だと思われる)に「次回の公判期日は面白いことになるよ。」と予告していた私。
 ところが、諸般の事情により、公判期日が延期になった。
 
 私は、カップルの連絡先も名前も知らないので、傍聴カップルに対して公判期日の延期の話ができないし、する義務もそもそもないのだが、せっかく刑事事件に興味を持ち、将来、わが業界に入ってくるであろう学生たちに勉強の場を提供したい私としては、当日、法廷に行って話をするくらいの配慮してもよかったかもしれない。

 次々回の公判期日にカップルが傍聴席に座っていることを願うだけだ。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2006.07.15更新

 金曜日、法廷が事実上延期になった。
 これはやむを得ない出来事であった。
 そのため、午後になって当番弁護の要請があってもスムーズに対応ができた。
 東京は日中35度を越す状態であり、とにかく移動がしんどかった。
 警察署に寄った後は、携帯電話を買い換えようとビックカメラで商品を物色。いろいろなものがあるな。
 午後5時少し前に事務所に戻ると、別件の刑事事件の検察官から伝言が入っていた。
 最近、刑事事件の弁護活動に費やす時間が多くなってきている。
 知的財産、労働事件、不動産がらみの事件にもっと勉強時間をとりたいところなのだが。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2006.07.13更新

 移動時間の電車の中、熱心に記録を見るのはせいぜい30分くらい。
 その後は、別件の書面を作成したり、週刊誌や法律書などをよむ。最近では、他の弁護士の執務内容が分かる「自由と正義」とか関弁連だよりなどを読み、執務の参考とする。

 また、地方にいけば地方特産の食事が楽しみだ。下関はふぐ、仙台は牛タン、名古屋はひつまぶし、松阪は松阪牛ステーキ、新潟は酒、京都は鱧料理などを堪能。駅弁も楽しみの一つである。

 今日でかけた地方は、特産品らしいものがなく、食事では楽しめなかった。
 また、事務所に戻って打ち合わせがあったから、帰りの電車でビールを飲めなかった。
 味気ない出張だった。

 美しい田園風景が楽しめたのは、自分の学生時代の田舎を思い浮かべて懐かしかったので、良かったかもしれないが。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2006.07.10更新

 刑事事件は当事者主義というのがあり、まず、裁判所に提出しようと考える証拠については事前に相手方当事者に閲覧し意見をもらわないといけない。検察官であれば弁護人に、弁護人であれば検察官に事前に証拠開示を行い、それについての意見(同意、不同意、異議なし、異議なりなど)をもらわないといけない。
 裁判所に提出する証拠であるから、証拠請求者にとって有利なものばかりが証拠開示される。
 これはこれで、裁判のルールとしては問題ないと思っている。
 問題は、検察官にとって不利になる証拠のなかに、被告人にとって極めて有利になる証拠があるということである。この種の証拠として裁判上有名なのが松川事件における「諏訪メモ」であるが、「諏訪メモ」により死刑判決が無罪判決になった、というくらい裁判所の判断に劇的な変化が起こった。

 検察官は「公益の代表者」なのだから、捜査により起訴した内容に誤りがあればそれを公判で是正するのも検察官のあるべき職務であると考えている。だから、みな、検察官を応援するわけだ。刑事被告人の弁護をする弁護人の仕事を私の親はあまり評価していない。

 検察官と被告人の証拠収集能力は比べることなどできないくらい大きな差がある。この差によって本来無罪である者を有罪にしていいはずがない。
 裁判の事実認定が証拠によってなされるとされている以上、弁護人としてはできるかぎり証拠を見たいと思うのだが、実務は検察官の姿勢いかんにより証拠にあたる機会に差がでているようだ。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2006.07.10更新

 弁護士登録をして6年経過した。
 そのためか、相手方の代理人が知り合いの弁護士だったり、法廷に行ったら知り合いの検察官とか裁判官だったりすることが極めて例外的であるが、稀にある。
 東京には弁護士が1000人以上いるから、ほとんど個人的な関係のない弁護士を相手にするのだが、相手が友人だったり友達だったり、はたまた後輩だったりするときは、どうするか。

 私の場合、普段の仕事以上に気合を入れ、相手方をとことんつぶす勢いで仕事をする。
 自分でも「これ以上はできない」という限界まで仕事を根詰める。
 だから、相手は驚くし、依頼者も喜ぶ。

 「じゃ~、普段からもっと真剣にやれ」と言われるかもしれないが、普段も相当真剣にやっているので(知り合いの友人からは、よくそんなに仕事をやって、奥さんから離婚を切り出されないねとあきれられている)、あまり相手方の属性に関係して大差がないともいえる。
 そう、あくまで、気持ちの問題なのです。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2006.07.08更新

 最近、事務所用にデジカメを買った。
 石丸電気でカシオ製のEX-Z1000というのを買ったのである。
 個人用も入れれば、4代目のデジカメである。
 小さいので持ち運びやすく、ケースは赤色で丸の内線沿線にある事務所用としてはとてもマッチしていると思う。
 そういえば、最初に買ったのが6年前で130万画素だった。
 今回のものは1000万画素である。時代とともに性能はどんどん上るなぁ。使っている人間もかくありたいものだ。

 事務所用としては、HDDに記録するビデオもある。これらは民事事件、刑事事件の証拠を作るときにとても重宝するので、弁護士業務には必須のアイテムになっている。
 裁判官は現場になかなか行こうとしないし、証拠の散逸を防ぐために今日も事件現場にデジカメを持参するのであった。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2006.07.07更新

 夕方、事務所スタッフと暑気払いに叙々園へ。私の家族も同席させてもらった。
 ひとしきり、美味い肉を食べて解散したのだが、深夜、とんでもないことが起こった。

 急に次男が苦しみだし、目は白目、口から泡を出し、痙攣を初め体全体が硬直し、歯を食いしばったために口の中が切れて歯茎から血が出始めた。私は舌を噛んで窒息死したらいけないとおもい、口の中に手を突っ込んで食いしばるのを防ごうとしたが、食いしばる力はとても2歳児の力ではなく、今も指先が痛い。
 救急車を呼び、大学病院の救急受付に急行し、痙攣止めと点滴、解熱剤を打ち(救急車内で40度の体温を確認した。)、一段落して自宅に戻ったのは午前3時を過ぎたころであった。
 
 体調が悪かったのに、あまり気に留めないでいたところの急変だった。 
 次男に申し訳ない。
  
 今は、元気に遊んでいて、数時間前の状況はとても信じられないが・・・・

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

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