弁護士ブログ

2006.11.28更新

 驚いたが、時代の当然の流れか。
 平成19年度の司法試験の願書が電子出願できるようになった。
 へ~、私は平成9年に司法試験の願書を持って自転車に乗って地元を走っている最中に車にはねられて救急車で病院に行ったことがあるが、電子出願だとその心配はないか。

 内容証明郵便も、今、電子内容証明郵便というのがあり、結構、弁護士も利用している(24時間利用可能。わざわざ郵便局に行く必要がない。文字制限がないなど利点が多い)。
 しかし、私は電子内容証明郵便は利用していない。なぜなら、電子内容証明郵便は赤い職印を押して出すことができないので、いまいち受け取った際のパンチがないからです。

 便利さを追求していくと、結構、失うものもある。
 最近、若手書家の筆で書かれた文字を見た。やはり、ワープロ印字にはない魅力と迫力があった。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2006.11.27更新

 私の仕事は、民事事件が大半を占めるが(そうでないと、事務所が維持できない)、刑事事件もよく受任する。
 最近では、告訴して欲しいという依頼を受けることが多くなった。
 告訴とは、被害者が加害者に対して刑事訴追をする意思を示して捜査機関に犯罪事実を申告することであるが、これは結構デリケートな仕事である。
 一般的に、被害者は、被害事実を甚大に主張しやすい。これは、被害を受けている以上、被害者感情の観点からもある意味当然であり、特に悪いことではない。しかし、証拠がない主張も多く、立件が難しいものは、告訴できない。
 また、告訴があくまで犯罪事実を申告して処罰を求める、という目的よりも、どちらかというと民事的解決の道具のような手段とする場合には、警察署もあまりいい顔をしないことも多いし、依頼者も過大な期待を抱きやすいので注意が必要である。
 そして、最大の注意点は、虚偽告訴罪(刑法172条)の存在である。依頼者としてみれば、「虚偽」でないが、専門家としてみれば、証拠関係上、どう考えても「虚偽」ではないか、と疑いを持たざるを得ないものがないこともない。虚偽告訴は、告訴行為というものとは言えず、それを見破れない弁護士も弁護士ではないといえるので、注意点というべきではないかもしれないが、告訴が常に受理されるというわけでもなく(実は内容証明郵便形式での告訴は、必然的に受理されるのではないか、と最近気が付いた)、合理的な告訴と犯罪的な虚偽告訴との境界線は常に意識しておくのも、職業上、やはり注意点とみていいのではないか、と考えている。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2006.11.27更新

 私の仕事は、民事事件が大半を占めるが(そうでないと、事務所が維持できない)、刑事事件もよく受任する。
 最近では、告訴して欲しいという依頼を受けることが多くなった。
 告訴とは、被害者が加害者に対して刑事訴追をする意思を示して捜査機関に犯罪事実を申告することであるが、これは結構デリケートな仕事である。
 一般的に、被害者は、被害事実を甚大に主張しやすい。これは、被害を受けている以上、被害者感情の観点からもある意味当然であり、特に悪いことではない。しかし、証拠がない主張も多く、立件が難しいものは、告訴できない。
 また、告訴があくまで犯罪事実を申告して処罰を求める、という目的よりも、どちらかというと民事的解決の道具のような手段とする場合には、警察署もあまりいい顔をしないことも多いし、依頼者も過大な期待を抱きやすいので注意が必要である。
 そして、最大の注意点は、虚偽告訴罪(刑法172条)の存在である。依頼者としてみれば、「虚偽」でないが、専門家としてみれば、証拠関係上、どう考えても「虚偽」ではないか、と疑いを持たざるを得ないものがないこともない。虚偽告訴は、告訴行為というものとは言えず、それを見破れない弁護士も弁護士ではないといえるので、注意点というべきではないかもしれないが、告訴が常に受理されるというわけでもなく(実は内容証明郵便形式での告訴は、必然的に受理されるのではないか、と最近気が付いた)、合理的な告訴と犯罪的な虚偽告訴との境界線は常に意識しておくのも、職業上、やはり注意点とみていいのではないか、と考えている。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2006.11.27更新

 19日の日曜日は、事務所で4件の打ち合わせをこなした。
 午前中は、自宅で家族とのんびりと過ごし、午後1時から午後7時までの間、4件の打ち合わせをこなしたわけである。
 
 相談内容は、それぞればらばらであり、弁護士の仕事の多様性を実感するところであるが、日曜日に打ち合わせをするメリットも、実は計り知れない。
 例えば、日曜日は、
 ① そもそも、弁護士が事務所で仕事をしているとはだれも思わないので、電話がかかってこない。
   → 仕事がはかどる。
 ② 日曜日は、事務員が来ないためお客さんへのお茶だしを私がやるのであるが、お客さんは私がお茶  を出したことだけに感動してくれる。→ いい弁護士さんだ、と思ってもらえる。
 ③ ランチ時には全然お店が混まないので、食事が簡単(ただ、休んでいる店が多いのは仕方が無い)
 ④ 依頼者の大半は、仕事をもっている方ばかりなので、日曜日に打ち合わせをすると依頼者の便宜に  適う。
 ⑤ 事務所で仕事をした後、家族に事務所に寄ってもらい、そのまま食事に行く、ということも出来る  → 家庭と仕事の両立ができる。
などのメリットがある。
 
 日曜日は、あまり働きたくないのも事実なのだが、ただ、電話がかかってこないので、集中的に起案がすすむのも事実であるから、今年の手帳をみると思ったほど日曜日に事務所に出ていることがわかる。

 本当は、日曜日に仕事をするほど、仕事をためてはいけないのだが、最近はおかけ様で依頼される仕事が増えているので、そうも言ってられないのである。

 当面は、ゴルフが出来ないな。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2006.11.19更新

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 11月13日から17日は、色々とやっていた。

 法テラスでの法律相談。
 東京弁護士会労働法制委員会への出席
 弁護団会議出席
 民事事件裁判の証人尋問打ち合わせ
 東京弁護士会期成会の新人歓迎会(第59期司法修習生で東京弁護士会期成会に入会希望をだした新人弁護士の歓迎会)に出席
 民事裁判の証人尋問(集中証拠調べ)
 東京弁護士会主催の労働法研修受講
 刑事裁判の弁護人として法廷出頭
 個人民事再生事件の報告書提出
 明治大学の「現代法入門」臨時講師
 その他、各種打ち合わせ
 
 面白かったのは、大学でやった講師の仕事である。実務家としての刑事裁判に関する考え方を本音で語ってしまった。
 学生は、約300人位はいたかな。2コマやったから約600人位の学生を前に1時間30分くらいノンストップで話したわけだ。
 最初は、座って話したが、私自身のノリが悪かったので、2コマ目はずっと立って話をした。
 しかし、教壇からは、何でも見える。学生時代は、受講席で講義を受けていたわけだが、講師ともなると実に一人一人の学生の姿が見えるものだと感心した。

 講義終了後に著書紹介をしたら、3人の学生が本を買ってくれた。
 著者サインをしたのも、始めだった。貴重な経験だった。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2006.11.16更新

自転車

 

郵便局に内容証明郵便を出しに行くときに、威力を発揮する模様です。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2006.11.16更新

 日曜日、凧上げをしたいという長男の希望をかなえるべく、家族全員で葛西臨海公園に行った。5人で行くのは、初めてである。
 あいにく、凧上げは出来なかった(売店で凧が売っていなかった)。
 そこで、散歩してクレープを食べて観覧車に乗って、帰ってきた。
 何てことない休日だったが、実にリラックスできた、と思う。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2006.11.14更新

 土曜日、事務所で2件の打ち合わせをこなした。
 午後5時ごろ、私の携帯電話のメール着信音がなり、奥さんから大江戸温泉物語に行こう、と提案された。私は、行ったことがなかったので、「いいよ」と返信した。

 午後6時30分前に自宅に着き、そのまま、車で大江戸温泉物語まで直行。
 入場料を払い、家族全員で足湯につかり、その後、私は長男、次男と一緒に温泉風呂(男湯)に入る。奥さんは三男と一緒に温泉風呂(女湯)に入る。
 だいたいの待ち合わせ時刻を決め、合流し、その後、夕食をとる。お寿司、そば、串焼き、アイスクリームなどを食べて、私はビールを飲んで快適な時間を過ごす。

 いや~、お肌はつるつるになるし、リラックスできました。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2006.11.14更新

 土曜日、事務所で2件の打ち合わせをこなした。
 午後5時ごろ、私の携帯電話のメール着信音がなり、奥さんから大江戸温泉物語に行こう、と提案された。私は、行ったことがなかったので、「いいよ」と返信した。

 午後6時30分前に自宅に着き、そのまま、車で大江戸温泉物語まで直行。
 入場料を払い、家族全員で足湯につかり、その後、私は長男、次男と一緒に温泉風呂(男湯)に入る。奥さんは三男と一緒に温泉風呂(女湯)に入る。
 だいたいの待ち合わせ時刻を決め、合流し、その後、夕食をとる。お寿司、そば、串焼き、アイスクリームなどを食べて、私はビールを飲んで快適な時間を過ごす。

 いや~、お肌はつるつるになるし、リラックスできました。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2006.11.11更新

 午前中、依頼者と業務終了報告。喜んでもらった。
 依頼者「先生。ありがとうございました。また、何かあったらお願いします。」
 私「いや、もう来ないで下さい(笑)。弁護士に頼むようなことがないように・・・」
 依頼者「うっふっふっふ」
という会話をしてお別れする。実にすがすがしいのである。

 午後、予定していた依頼がキャンセルになる。少し、時間が空いたので、建築基準法の法規を勉強する。また、アマゾンで本を買ってしまった。
 
 夕方、竹橋駅そばにあるKKRホテル東京で「東京春高会」に出る。春日部高校出身の東京近郊在住OBが集まるOB会である。色々な出会いがあるので、毎年楽しみにしている。
 今年もいい出会いがあった。

 事務所に戻り、そのまま仕事。あぁ、今日も仕事で終る。
 疲れてきたので、事務所の冷蔵庫から赤ワインをだして、ちびちびと飲む。
 そして、ブログを書くのであった。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

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