弁護士ブログ

2009.08.30更新

 最近、子供たちの成長が著しい。
 実によいことだ。
 長男がおたふく風邪になったので、いずれ二男、三男もそうなるだろうとは思うが、おたふく風邪の長男にいろいろなアドバイスが出来たのも、仕事をする時間を工夫するようになったことが大きい。

 最近、私は次のような勤務をしている(ただし、月から金まで)

 午前2時起床 
 午前3時から3時30分くらいまでの間 事務所に入る
 午前8時まで仕事(基本的に、起案)
 午前8時過ぎ 自宅で家族と食事
 午前9時ごろ 事務所に出る。
 日中は、裁判所に行ったり、打ち合わせをしたりして仕事をこなす
 午後6時30分ごろ 帰宅
 午後9時ごろ 就寝

 このようなスケジュールは、事務所と自宅が近接している(そのようになるために独立した)ために可能なことなのだが、膨大な仕事をこなしながら、子供と接する時間を増やすことに成功している。

 ただ、弁護士会の飲み会や依頼者との食事会、その他の付き合いは、犠牲になる。
 この点は、あきらめるしかないだろう。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2009.08.26更新

 先日、元アイドルで女優の酒井法子氏が覚せい剤取締法違反で逮捕された。

 夫が先に逮捕され、その後に失意の失踪があった、などとマスコミの格好のネタになることから始まり、その後に続く過剰なまでの報道は、もはやだれもが知るとおりである。

 捜査機関がリークしていると思われる報道内容が事実であるとすれば、酒井法子氏と同時期を生きた者として(私は40歳、酒井氏は38歳)、たいへんに残念ではある。

 ただ、事実がどうなのか、その供述のニュアンスはどうなのか、共犯関係に立つ夫の弁護人と妻の弁護人が同一であるというあまり一般的ではない状況を前提にして夫の事実説明を「真実」と見なしながらの事実認定については、もっと報道機関は注意を払うべきである。

 また、ここ毎日はずっとテレビは酒井氏の話題を取り上げ、かなりの報道時間を割いているが、それでいいのだろうか。
 8月30日は、ほぼ確実視される政権交代が起こり、日本の政治が変わる時期なのだから、もっと政治や選挙報道等に時間をかけるべきではないか。

 酒井氏、その夫には小学生の子供がいる。
 しかし、報道には、この子供へ配慮があまりない。
 だけども、犯罪報道でいつも犠牲になるのは、被害者と加害者の家族である。
 覚醒剤取締法違反は、被害者がいないので、いきおい、犯罪報道の「被害者」は容疑者の親族となる。

 酒井氏の子供は、しばらくの間は日本では生活できない気がする。
 また、これだけ毎日、父と母について人格を否定する報道が続くと、お子さんの精神状態が心配になる。

 彼は、これから多感な時期を迎え、いろいろなものを学ばなければならないのに、たぶんしばらくは日本にはいられないだろう。

 酒井氏の犯罪自体は、十中八九、仮に起訴されても執行猶予がつく。法曹関係者で酒井氏が実刑になると考えている人は、いないだろう。
 これほどの社会的制裁を受けているし、初犯だからである。

 しかし、酒井氏は民間人としても社会復帰できるだろうか。
 
 今は、マスコミ裁判のような状態であり、私はマスコミ報道はかなりの部分でやりすぎであると思う。

 東野圭吾氏の「手紙」を読むと、犯罪者の家族のつらさがよくわかる。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2009.08.26更新

 先日、ある男性が事務所に電話をかけてきて、法律相談がしたい、といった。
 
 1時間後に裁判所への出頭を控えていたのでめんどくさかったが、「少しならどうぞ」と話を聞いた。
 
 結局、20分くらい電話で話したが、私の回答は相談者の意向(あるべき結論)に沿わなかったらしい。
 
 話の途中で、別の弁護士にも相談したことがわかったが、その弁護士も「事件にならない」と回答し、私と同じだったらしい。

 ただ、私が「だいたい・・・・ということだから、最初から立証は困難でしょう」と言ったのが、この相談者にとって立腹したらしく、いったん、電話を切ったあとに、「私の相談態度に問題がある」という趣旨の電話が2度もあり、最後の電話では「弁護士会に文句をいう」というものだった。

 私は、無料相談をし、しかも、資料も見ずに回答する以上、「あくまで一般論になるけど」と断ったうえで、忙しい中で回答したのに、判断内容が相談者の考えに合わないからといって文句を言われる筋合いはないと思うのだが。
 
 私が相談者に「どうぞ、弁護士会でも警察署にでも言ってくださって結構ですよ」というと、憮然として電話を切った。

 電話による無料相談は、弁護士も判断を誤る危険性が高いし、トラブルにもつながるので、弁護士の常識にのっとり、今後は受けないようにしようと思う。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2009.08.23更新

 8月7日

 東京から大分県の別府温泉に向かった。
 すでに、大分県には家族が行っていたので、現地で家族と合流した。

 杉乃井パレスに一泊して、子供たちと棚湯に浸かる。疲れが取れる。
 露天風呂に寝転がると、星がよく見えた。

 ご飯もうまい。

 夜は、子供とゲームセンターでコインゲームをしたり卓球をしたりしたが、楽しい時間はすぐすぎるというものだ。
 
 心身ともにリラックスできた。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2009.08.23更新

 8月8日

 別府から夫婦だけ電車で小倉に向かう。子供たちは義父母に預けた。

 小倉ではいくつかの店に行ったが、小倉井筒店4階にある、ある店に行くと、その店員さんが私たち夫婦のことをよく覚えていた。
 前回来たのが2年前だと思うから、驚きの記憶力だ。
 
 妻はうれしそうに買い物をし、私は久しぶりに来たのに店員さんが私たちを覚えていてくれたことそのものにうれしくなった。

 私も、弁護士なりたてのころは、依頼者の顔、事件内容、結論などについてはほとんど記憶しているという自信があったが、今はそれほどの自信がない。

 でも、私も、初心に帰って、今以上に依頼者のことをよく頭に入れて事件処理を真剣に取り組もうと思う。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2009.08.23更新

 8月9日
 
 大分県からレンタカーを借りて、阿蘇に向かった。
 阿蘇は、生まれて初めて行くところだ。

 途中、広々とした国立の高原に寄って家族で散歩した。
 二男が生まれて初めてトンボを捕まえたり、指に上にトンボを乗せたりして、とても感激した面持ちだだった。
 また、「べべんこ」という店では、豊後牛を食べた。

 さらに、ホテルに行く前にアスレチックと草すべりが出来る場所により、子供と一緒に遊んだりした楽しかった。

 この日は、三愛高原ホテルに宿泊したのだが、ここの露天風呂も素晴らしかった。
 私が入浴した時間帯の露天風呂は、男風呂も女風呂もわれわれ家族以外は誰も入っていなかったので、家族風呂のようにゆったりと入浴できた。
 空は、満点の星に彩られ、星座もよく確認出来た。
 
 いい夏休みになった。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2009.08.23更新

 8月16日から18日にかけて、軽井沢に出かけた。

 16日は早朝7時前には自宅を車で出発したので、午前11時には軽井沢に着いたので、家族でパターゴルフというのをやってみた。
 
 パターゴルフがこんなに面白く楽しいとは思いもしなかった。とくに、年長の二男のハマりようは尋常ではなく、すぐに「もう一回」と連呼し始めた。
 大人がゴルフに夢中になる理由がよくわかった。

 午後にチェックインの後、ホテルに敷設したテニスコートで家族でテニスをした。
 実は、私以外の妻や子供は、全員がテニス教室に通っているので、それなりに上手くなっている。
 ちなみに、私がテニスラケットを握ったのは、大学1年生以来だから、もう20年くらいテニスをしていないことになる。

 でも、私は野球をやってきていたし、球技は好きなので、テニスも楽しめた。
 ただ、体力の衰えとダイエットの必要性だけは、よく理解できた。

 17日

 子供たちを森の教室というプリンスホテルがやっている体験教室に預けて、私と妻はショッピングをした(ただし、主に妻が)。
 育児に追われる主婦はとってもストレスがたまるので、このような機会にはぜひストレスを発散してもらいたいと思っている。
 子供たちも、とても素晴らしい体験をしたらしく喜んでいたし、「森の教室」に二男の幼稚園の友達がいたことには、親である私たちも驚いた。

 18日
 早めに帰ろうと思ったので、朝風呂の後は、午前8時前にはすぐに食事会場へ。
 そうしたら、今度は長男の同級生家族と食事会場でばったり会った。
 世間は、せまいものだ。

 午前10時前にチェックアウトをした後、再び、パターゴルフをした。
 1時間30分くらいでパターゴルフを頼んだ後は、そのまま帰途に着いた。
 途中のインターチェンジで昼食をとったが、渋滞に巻き込まれずに順調に自宅まで帰ることができた。

 夜、事務所に行き、連絡事項や書類の確認などをした。

 すべての夏休みが終わった。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2009.08.23更新

 8月12日
 午前中は、事務所で仕事をこなし、午後は東京地方裁判所で労働審判期日があった。

 労働審判とは、平成18年に労働事件の迅速解決のために始まった制度で、調停による話し合いを試行しつつ、最終的には審判決定による裁判所による解決案の提示、それでも話し合いが困難な場合は訴訟による解決を目指す、という少し変わった制度である。
 裁判体には、裁判官だけではなく、民間人の労働審判員も入る点で、最近話題の裁判員裁判の裁判員のような民間人の知恵が解決に大きく貢献している。

 私は、今までに労働審判申立を10件程度は行っていると思うが、迅速な解決、納得のいく結論が得られやすいという点で、とてもいい制度だと思う。

 午後5時30分
 事務所で刑事事件の打ち合わせ。

 午後6時30分に事務所を出た後、高校時代の友人と食事。

 8月13日
 午前11時、東京地方裁判所で破産事件の債権者集会に出席。
 午後2時過ぎに、地方で依頼者と打ち合わせ。最近のノートパソコンは性能がいいしインターネットの常時接続もしているので、外での打ち合わせでもそれほど不自由しなくなった。

 午後8時に事務所に着いた。
 日付が変わるまで、事務所で事件処理をして、午前1時ごろに帰宅した。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2009.08.23更新

 8月14日から15日

 裁判の打ち合わせのために、午前7時台の飛行機に乗り、地方に出張した。
 裁判の行く末を決めるともいえる出張になるので、気を引き締めて出かけた。

 現地では午前中から午後にかけて、依頼者と関係者から事情を聞きとる。
 やはり、事実は現場にあり、現場に行かないと真実は見えてこない。

 地方出張の楽しみは、温泉である。
 また、現地の食べ物である。

 この出張もお盆の最中に行ったが、温泉と食事を堪能できたので、仕事での疲れもあまり感じないで済んだのであった。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2009.08.23更新

 19日
 事務所での本格的な仕事はじめは、午前中の刑事事件の打ち合わせからだった。
 今日は、一日中、打ち合わせが続く。

 午後2時から、民事裁判の打ち合わせ。
 午後4時から、会社の債務整理の打ち合わせ。
 
 打ち合わせが一段落したのちは、土曜日の講演原稿の最終チェックをし、夕食へ。
 夕食と言っても、事務所で弁当を取るだけのものであったが。
 ただ、ビールは飲むけど。

 今年は、弁護士になってもっとも長い夏休みを取ったので、いささか仕事がたまっている。

 採用見込みの司法修習生が弁護士として事務所に来るのは年末なので、それまでは一人でたんたんと仕事をこなそうと思う。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

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