刑事事件の出張尋問をしに、新潟地方裁判所に出かけた。
東京地方裁判所ではしにくい証人尋問をするために裁判官３名、検察官、弁護人２名で出張したわけである。
初日の午後から裁判が始まり、検察官の主尋問が行われ、途中から弁護人の反対尋問へ。
私が反対尋問をして途中で時間切れとなり、翌日の期日に続行となった。
新潟まで来たので、さすがに日帰りということもなく、岩室温泉の「高島屋」に宿泊した。
この宿は、将棋の棋聖戦というタイトル戦が行われる国の有形文化財に指定された宿であり、古い歴史と格式を備えた宿であった（詳しくは、ＨＰへ）。
宿の好意から、普段は見せてもらえない「対局の間」を見せてもらい、感激した。
岩室温泉につかったあと、部屋で和食をいただく。司法修習生も一緒に来たので、３人で「〆張鶴」という日本酒を堪能しつつ英気を養った。
夕食後に反対尋問対策のための検討会をする予定が、日本酒で酔ってしまい、早起きすることを誓いつつ、午後１１時には寝た。
明日も頑張ろう。
