偏見を持って人を見て評価すると、真実が見えてこない。
警察に逮捕された人=犯罪者、ではない、と思っていても、警察を信頼してしまうが故に逮捕=犯人と思い込んでしまう。
色眼鏡を付けて事実を見てしまうと、真実の色が見えないのだが、これは真実を間違ってみてしまうということのほかに真実が見えなくなってしまう、ということにもなる。
色眼鏡を付けて人を見てはいけない。
虫眼鏡を付けて人を見ると、いろんないい点や悪い点がよく見える。
偏見を持たずに探究心をもって真実を見ようという姿勢を持つことを、私は虫眼鏡を付けて人を見る、と表現する。
注意深く、誠実に関心を持って、事実を凝視しよう。
そうすると、今まで見えなかった隠された真実が見えるようになる。
弁護士業務においても、常に虫眼鏡をもってあたりたいものです。