弁護士ブログ

2008.12.31更新

 今年もまもなく終わります。お疲れ様でした。
 
 1年間、私は、色々な仕事をこなしてきた。今までにやったことがない類型の事件も逃げずに勉強をして、一応の訴訟活動はできるようなレベルにしたものもある。
 成功したこともあれば、小さな失敗もずいぶんとやった。
 幸いにして、取り返しのつかないような大きな失敗をすることもなかったし、家族も元気に過ごせた、と思う。

 たった、一日で年が変わり、12月から1月になるが、だからといって自分の中に特段の大きな変化があるとは思えない。

 大晦日でも、携帯電話はなるし、モバイル方のノートパソコンでメールをチェックすることくらいは続けている。
 弁護士は、仕事に追われるくらいがちょうどいいともいわれるが、来年はすこしゆっくりして勉強をしてみたい。

 ただ、時間をつくるためには、自分の能力としてはこれ以上の事務処理能力の向上はないので、
1 1年間、とにかく健康でいることは絶対条件(来年は40歳になるので)。
2 事務所スタッフに権限の大胆な委譲をする(現実には、無理)
3 ロースクール学生を事務所に招き、事件処理を助けてもらう(これも、かえって事件処理が停滞する 危険がある)。
4 事件受任を控える(自分の性格上、事実上は無理だろう)
5 弁護士を採用する(予算があれば、現実的な選択肢はこれだろう)。
などの検討をしないといけないあろう。

 もっとも、来年は受任しているたくさんの裁判が判決を迎えるので、この事件でいい結果が出るように精一杯がんばることが何よりも大切だろう。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2008.12.21更新

 流れには、逆らえなかったのか。

 将棋タイトル戦史上初の3連敗後の3連勝で、竜王がタイトル防衛。
 渡辺竜王、おめでとうございます。はやくA級に上がってきてください。

 しかし、今回、永世竜王を決めた相手方というのが、「今のかなり強い」羽生名人であり、名人に勝ったということがとても価値を高めていると思う。

 それにしても、勝負には得体のしれない、流れ、運、があるようだ。
 指し手をみても、最終局の羽生名人には少し変調気味なものを感じた(途中までは有利だったと思う)。

 それにしても、両者ともお疲れ様でした。

 来年の竜王戦も、同じ顔ぶれになるような気がする。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2008.12.13更新

 さすがというべきか。

 羽生名人が3連勝したときは、これは5冠王と初代永世竜王はきまった、と思った。
 
 しかし、4連覇中の渡辺現竜王の底力か、一気に3連勝した追いついた。
 竜王戦の形勢は、一気に渡辺竜王に有利になったとみられる。
 追いかけれるほうがつらいのは、だいたい、どんな勝負ごとにも共通しているし。
 
 さて、次の試合に勝った者が、初代竜王と多額の賞金(確か、3000万円以上)という、栄誉と実利を受け取ることになる。
 すごいことになってきた。
 ファンとしては、とっても楽しみだ。
 今は、インターネット経由でダイレクトに試合を観戦することができるので、勝負が気になって仕事にならない将棋好きの弁護士もいるくらいだ。 

 それにしても、改めて、勝負の世界は、厳しいな、と感じる。

 裁判には和解という引き分けのようなものがあるけど、将棋の世界は、勝ちか負けしかないから。。。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

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