弁護士ブログ

2013.08.22更新

 小学校から中学校まで、野球をやっていた。ポジションは、キャッチャーである。
 
 キャッチャーは、野手の中で、唯一反対方向を向いている守備で、見えないものは主審くらいである。

 ランナーが2塁にいると、私が出すサインを覗いているランナーも確かにいた。しかし、別に気にしなかった。
 それは、ランナーが2塁にいるときのサインは、普段のサインとは違うものにしたためであり、むしろ、ランナーに嘘のサインを見せることで、相手をかく乱したこともあったからである。

 だから、ランナーがサインを見る、という程度(選手でないスタッフがセンターバックスクリーンあたりの球場の外から望遠鏡で見る、というレベルになるとどうかな、とは思うが)ならば、いちいち目くじらを立てる必要もないと思う。

 サインを盗むのが悪ならば、盗塁も悪なのか。勝負である以上、自分の知恵や経験を最大限使って、勝ちに行くのは、まったく問題がないと思うのだが。
 
 あと、高校野球では、バッターのファール打ちを問題視しているようだが、あればなかなか高度な業であり、素晴らしい技量だと感心している。

 ファール打ちも、高校野球ではだめなのか。
 私は、むしろ、ファールを打たれる投手を責めてもいいように思うのだが。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2013.08.21更新

 集団的自衛権についての私見を記者会見で明らかにした。異例だと思う。

 古巣の内閣法制局が安倍内閣の意向を受けて、合憲意見に与する(転換する)ことを、あえてけん制したのだろう。
 
 この裁判官の発言については議論はあるところだと思うが、政治力で論理が捻じ曲げられること、合憲解釈には大きな政治的影響力がでることに鑑みて、思い切って踏み込んだのだと思う。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2013.08.13更新

 第5話では、法人「西大阪スチール」への債権5億円を回収した、という筋書きだった。
 しかし、これは、法律論としては、おかしい。

 原作を読むと、23頁目に西大阪スチールへの5億円の融資は、「裸の融資」=信用貸しだ、と書いてある。
 また、差し押さえたのは、個人口座であった。

 担保を取っていないのに、差し押さえしてそれを回収する場合、法人名義の口座に対して仮差押えをしないといけないのだが、12億円入っていた隠し口座は東田社長の個人口座であったはずだ。 だから、東田を連帯保証人に取っていたのではないか、とおもえるが、裸の融資である以上、東田は連帯保証人ではないはずだ。

 しかも、西大阪スチールも東田も自己破産申し立てをしていれば、破産開始決定後に破産管財人が選任され、別除権がない以上は、強制執行はできないはずである。
 
 ちょっと、現実は起こり得ないストーリーのようであるが、とても面白いドラマであることは間違いない。
 私は、毎週かかさず観ている。
 → 来週は、放送がおやすみなんですよね。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

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