弁護士ブログ

2005.09.21更新

 私には長男と次男がいるが、顔も違えば性格も違う。親から見ても、とても兄弟とは思えない。
 奥さんは、子供を私立小学校に入れたいというが、私は反対である。だって、私立小学校ともなれば、兄弟が違う小学校にいくこと(長男私立、次男公立)ということも十分考えられ、幼い子供には兄弟が違う学校に行くということはなかなか受け入れがたい現実になると思われるからだ。
 
 奥さんが言うには、私立小学校は教育が充実しているから、絶対にお勧めということだが、別に小学校から高校まで地元の公立学校で学んでも、弁護士くらいにはなれる。
 関係ないが、引越しの際、私はたまたま高校の自分の通知表を見つけた。10数年ぶりに内容を確認して驚いた。
 実に、ひどい成績だ。数学4、化学4、生物5、国語6などで(因みに、成績は10段階評価)、まともなのは体育9くらいであった。44人のクラスでも、後ろから数えたほうが早い順位だった(ご丁寧に、通知表にはクラス順位が記載されていた)。こんなに悪かったか。。。。

 しかし、それでも何とかなった。大学は本郷にある国立大学を受験したが、あっけなく落ちて、お茶の水にある私立大学に通った。でも、今は幸せだ。
 だから、私は、小学校は地元の公立で十分だと思うのだ(但し、例外もある)。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2005.09.20更新

 それは突然だった。
 金曜日、私は司法試験受験生からメールをもらった。訃報というタイトルもメールを開けてみると,私の後輩司法試験受験生が亡くなった、ということであった。
 その後輩と死という事実とが結びつくまでに長い時間が必要だった。
 なぜなら、その後輩は、私よりも2歳年下であり、元気に勉強をしていると聞いていたからである。
 土曜日の通夜に行きたかったが、あいにく、私は土曜日に5件の打ち合わせが入っていた。
 動けなかったので、日曜日に時間を作り、彼の実家で行われた告別式に参加してきた。
 
 告別式で出棺の際に、死化粧をしている後輩の顔を見た。それでも、死んでいるとは思えなかった。
 彼は、あ行の苗字のため、私の子供が私の携帯電話の最初に登録してある後輩に間違い電話を何度も掛けて迷惑をかけたことがあった。
 
 ご冥福を祈る。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2005.09.13更新

 期日前投票を済ませ、日曜日も仕事をしていたわけだが、総選挙の結果にはいささか動揺した。
 
 総選挙の結果は、自民党の圧勝というか、完勝というものであり、もはや小泉首相は「大統領」になったような感じを受けた(もちろん、いわゆる憲法上、法律上の根拠のあるアメリカの大統領制における「大統領」ではないけど)。

 これで、参議院は郵政民営化法案に反対できなくなったのはもちろん、あらゆる法案に対しても抵抗できなくなった。
 良識の府が機能しなくなる危険性が高い。つまり,今後、様々な問題性のある法案が復活してくるが、それに対する是正は困難になる危険がある。

 また、国民も、郵政民営化法案にゴーサインを出しただけなのに、その他の懸案事項についても政府を承認した、と言われかねず、今後、民意の反映のあり方についてきちんと検証しないといけないと思う。
 誰も、消費税を挙げることに賛成していないが、政府がそれをやった場合、それが民意を反映した政策・法律として通ることになるだろう。
 
 民主党のマニフェストはよく出来ていたと思うが。。。。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2005.09.10更新

 最近、私のこのブログを名前も知らない裁判官、裁判所書記官、検察官、弁護士が見ていることを実感する出来事があった。
 依頼者には話の流れで、私がブログを書いている(司法修習生時代は、「としちゃんの徒然なるままに」という題でWEB日記(当時、ブログという言葉はない)を書いていたこともあったが、いまはそれは削除されてしまった。もったいないことをした)ことを話すので、依頼者からも内容について話題にされることがある。

 日時を特定して話を書くと、当然ながら、相手方やその代理人も知るところとなるし、一般的に守秘義務があるので本当に面白いこと、本当に悲しいこと、相手方への注文などは全く書けない。もちろん、原則として私のする仕事の内容は依頼者の法的紛争(不幸なことが多い)なので、書いていて面白いとは思うことはあまりないが、しかしながら、「事実は小説よりも奇なり」ということや、法理論的に面白い問題にも出くわすと、「書きたい」とうずうずしてどう書いていいのかわからないことも正直ある。

 だいたい、今まで弁護士は、自身の日々の業務の実際を提供することを怠ってきたことが利用者である国民の誤解を招いた点が多々あったという反省をしないといけないと、私は思う。
 それと、まぁ、人は文を書くことにより頭の中が整理されたり癒されたりするので、当分、意義がないことを承知の上で、つたない文章をインターネットへ垂れ流すことを私はするのでしょう。

 というわけで、今後もよろしくお願いします(面白くないとは思いますが)。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2005.09.07更新

 次男が元気になったので、家族で池袋まで行き、仮面ライダーと7人の戦鬼たち、と、マジレンジャーインフェルシアの花嫁という東映映画を観にいった。観客は全て家族連れかと思いきや、男の大学生とか女子高生などもちらほらし、ファン層が広いことを改めて実感した。

 マジレンジャーの最後では、案の定、映画館のいたるところでスクリーンに合わせて踊っているお子さんがいた。
 
 私は、ここ数年、仮面ライダーの映画を見ており、平成ライダーシリーズは全部見ている。
 今年の映画よりも昨年のほうがよかったな、と思うのは、私だけかな。
 とは言っても、私の携帯電話の着信音は仮面ライダーのテーマソング、メールの着信音はマジレンジャーのエンディングである。

 久しぶりに息抜きができた。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2005.09.06更新

 最近、家族でラーメン一蘭によく食べに行く。味集中システムで有名な店だ。
 私の奥さんが九州出身ということもあり、一蘭はとくに好きな店らしい。
 私も、一蘭にはまってしまい、子供が残したスープを飲んでしまったり、替え玉は必ず頼んでラーメンの味を堪能している。

 一蘭は、六本木(ホリエモンもよく行くらしい)、上野、水道橋などにあるので、ぜひ、立ち寄ってもらいたいラーメン店だ。いつも混んでいるけど、そんなに待たなくて入れるので、家族連れでもお勧めな店です。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2005.09.03更新

 引越ししたので、住所が変わった。
 住所が変わったために、住民票の移転、銀行の登録住所の変更、運転免許証の住所変更、印鑑登録の再申請、クレジットカードなどの住所変更手続きなどを行うために貴重な休みが減っていく。

 もったいない。全部、ネット上でできればいいのに。

 夕方、長男を自転車のうしろ、次男を自転車に前に乗せてサイクリングをしていたとき、ふと、最近夫を亡くしたおばの顔が浮かんだので、そのままおばのうちに遊びに行った。
 約束もしていなかった訪問を、むしろおばは喜んでくれたおかげで、4人で1時間ほど楽しいときを過ごした。私も叔父さんに線香をあげることができてよかった。

 帰り際にメロンをもらったので、自宅に戻ってから奥さんと一緒にメロンを食べた。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2005.09.01更新

 自宅の引越し前日、次男が入院した。前触れもない出来事であった。
 幼少ゆえ、大事にならないようにと大学病院の勧めに従い、次男は診療後即入院手続きをとり、私が一日病院に泊まった。
 次男は、突然、母親と離されたことがショックだったのか、私のことを忘れ、ただひたすら「ママー、ママー」と夜中ずっと泣き、泣きつかれて寝たのは午前3時だった。
 翌日午前7時ころ起床した次男は、またママーと泣いたが、母親が病院に到着して面会したために一瞬にして泣き止んだ。ただ、この日は引越し当日。
 やむなく、義母(次男の祖母)を付き添いに残し、私と奥さんは自宅に戻り、引越し業者の皆さんと到着を待ち、引越し作業に没頭したのだった。
 
 引越し作業とは、とても辛いものである。私は、大学生のときと司法試験受験生だったときに引越しのアルバイトをしていた。
 とてもきついバイトだった。重く、私から見たらどうでもいいような荷物を引越し先に持っていこうとするお客さんの神経には、よく疑問を持ったものだ。
 引越しバイトをしていたとき、一番うれしかったのは寸志をもらった時だ。
 だから、私も重い荷物がある私の引越しには欠かせないだろうと思い、作業開始前に(ここが大事!!)引越しのおっさん、おにいさんに寸志を配った。
 また、転居先での作業再開時にも、今度は「奥さんからだ」と言って、再び寸志を配った。
 引越し業者さんの仕事が、私から見ても、大変丁寧であり、かつ、思いやりのあるものであったかは、もはや説明するまでもないだろう。

 おかげで、引越しは無事完了した。
 あとは、元の自宅そばで入院した次男を新居そばの病院に転院させること、部屋いっぱいに積み上げられた荷物の処理をやればいいだけだ。
 
 でも、私には、休みがない。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

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