弁護士ブログ

2007.02.04更新

がんばること、日本人には美徳とされていると思います。
 
 しかし、がんばる、ということはとても大変です。仕事にがんばる、勉強にがんばる、育児にがんばる、などいろいろと大変なことをがんばるのはいいのだけど、それがかえって自分に過分なプレッシャーをかけてしまうこともあります。
 特に、周囲から「あのひとはがんばりやさんだ」とか「弱音をはかない人だ」とかの評価を得てしまうと、おのずと辛いときやしんどいときに自分の弱さをさらけ出せずに「がんばってしまう」ということもあるようです。
 「がんばってしまう」ということで「がんばれれば」いいのだけど、自分の精神的ないし肉体的なバランスを壊すほどがんばるのは、よくない。すべきでないことです。
 
 私も、弁護士に成り立てのころは、本当に「がんばりました」。徹夜し放題、がまんし放題でした。
 しかし、今は、あまり「がんばりません」。
 要領がよくなったから、かもしれませんが、「がんばる」といい仕事ができない、いい家庭人でいられないことに気が付いたからです。

 だから、私は、奥さんや子供に「がんばれ」ということを止めました。
 「がんばる」のではなく、昨日よりも前進した自分に気が付けばそれでよいのです。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

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