弁護士ブログ

2008.09.20更新

 久しぶりに、元依頼者と会った。友人の弁護士も一緒だ。

 依頼者だった方と事件終了後も会って、一緒に食事をできるのは、とてもうれしい。
 依頼事件をがんばっている最中は、依頼者とは一心同体のような感じだけど、事件が終わると疎遠になるのが通常だろう。
 
 事件が終わったのちは、できれば弁護士とかかわりたくないものだろう、普通は。

 ただ、裁判官、検察官と絶対的に違うところだと思うのが、弁護士は事件終了後も依頼者と何らかのつながりが残る、ということである。

 依頼者が依頼者を連れてくるのもよくあるし、事件終了後に食事をしたりお中元やお歳暮をもらったり、裁判官や検察官は公務員であり権力者だが、弁護士は民間の法律サービス者(在野法曹ともいう)だけに、かなりの割合で依頼者との関係が事実上続く。

 そして、依頼者に誘われて、事件後の活躍を聞いたり、自分も聞かれたりすることは、とってもうれしいことなのである。

 弁護士になってよかった、と実感するときともいえるだろう。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2008.09.02更新

 昨日のことだ。

 裁判に出て、その後、東京地方裁判所地下1階にある郵便局で内容証明郵便を出した後、郵便局の隣にある、東京家庭裁判所との地下通路を通って、東京家庭裁判所(東京簡易裁判所も東京地方裁判所民事第20部も入っている)に向かった。

 破産管財人としての仕事のための書類を提出しに5階にある民事第20部に行くために、5階のエレベーターを降りたところ、私の前に、まさに本日最高裁判所判事を退官する才口最高裁判所判事がお付きの秘書らしき男性と一緒に立っていた。

 現役の最高裁判所判事と1メートルもない距離で遭遇して、はっきりとビビった。
 オーラが違うのです。

 たぶん、お役所にありがちの退任のあいさつをするために才口最高裁判所判事は裁判所の色々なセクションを歩き回ったのであろう。御苦労さまです。

 しかし、びっくりしたけど、うれしかったのも事実。
 才口最高裁判所判事は、元弁護士だから、また弁護士をされるのだろう。

 お願いですから、ぜひとも最高裁判所判事時代の回顧録を書いてください。
 必ず、買って愛読しますので。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

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