暴力団員が実在する弁護士を装い、東京拘置所にいる組長に会いに行った、という。
この組員、犯罪を犯すのではなく、本物の弁護士に頼まなかった理由は何か。
秘密接見を利用して、組長から何らかの指示をうけていたのではないか。あるいは、証拠隠滅のための連絡を組長からうけていたのではないか。
私は、信条から暴力団関係者の弁護はしないので、暴力団関係者の考えはよくわからないが、いずれにしても弁護士を装ってもすぐにばれる、ということだ。
そういえば、最近、警察署に被疑者接見に行った際に、弁護士バッチの裏側を見せろ、と言われて、それに従ったら弁護士バッチの裏側に刻印されている登録番号をチェックされた。
ひょっとして、警察官は、私のことを「偽弁護士」だと疑ったのだろうか。