さっき会った新61期の弁護士君に、「9月に熱海に旅行なんだ」と言ったら、意味が通じなかった。
法曹界では、10年目にあたる年にみんな(裁判官、検察官、弁護士)や教官(同)と熱海で落ち合い、旧交を温めあう伝統行事がある。
みんな知っていることだと思ったけど、新61期の弁護士は知らなかった。
とても、驚いた。
2010.07.21更新
さっき会った新61期の弁護士君に、「9月に熱海に旅行なんだ」と言ったら、意味が通じなかった。
法曹界では、10年目にあたる年にみんな(裁判官、検察官、弁護士)や教官(同)と熱海で落ち合い、旧交を温めあう伝統行事がある。
みんな知っていることだと思ったけど、新61期の弁護士は知らなかった。
とても、驚いた。
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2010.07.03更新
今日の朝日新聞で、千葉地検が裁判員裁判での完全無罪事件を控訴するとの報道に接した。
千葉地検は、裁判官だけの審理である東京高等裁判所での裁判では、有罪判決を期待できると考えての判断であると思う。
確かに、日本の法律では、アメリカと異なり、無罪判決に対する検察官控訴は許されているが、裁判員制度を導入した趣旨には刑事裁判での裁判官だけの審理には裁判官の独善、社会通念に照らせば非常識な事実認定という弊害があったことを率直に反省しそれを一般国民の視点から是正するというものがあったと記憶している。
そうだとすれば、最高裁判所の裁判官への通達にもあったとおり、基本的には裁判員裁判での判断を尊重すべきであるので(実際に、検察官は裁判員裁判での一部無罪判決には控訴していない)、検察官控訴は問題であると思われる。
私は、被告人の法的立場の安定の見地からも、裁判員裁判での無罪判決でも裁判官のみの無罪判決の双方にも、極力、検察官は控訴すべきではないと思う。
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