将棋界の話である。
３勝３敗で並んだ将棋名人戦は、１８世永世名人でもある挑戦者森内九段が名人位に復位して幕を閉じた。羽生名人は、三冠王から二冠王へ交替した。
実に、分かりやすい。また、羽生、森内のライバル対決には、とても興奮した。
両者とも、どうもありがとう。
一方、政界は、菅総理大臣が退陣表明をした後も総理大臣である。
この点、菅総理の態度に対して、さっさと辞めろと与党も野党も合唱しているが、対外的には今の国難を前にして総理が交替することははたして世界の理解を得られるのか、という点ももう少し考えて欲しいものである。
菅総理は、何もしなかった、のか。では、野党（自民党・公明党）は、何をやったのか。
国民は、衆議院議員選挙までは、とにかく東北の復興支援のために、与党も野党も虚心坦懐の気持ちをもって取り組んでほしいのである。
総理大臣なんて、誰でもいいのである。復興への取り組みこそ、問われるべきである。
