弁護士ブログ

2005.04.21更新

 委任契約書の日時を確認したら、平成13年後半の日時だった。
 
 本日、やっとある民事事件が終結した。

 依頼の趣旨に完全に適う結果を出せた。困難な仕事であったが、終わってみれば何てことないとも感じる。
 しかし、記録ファイルの分厚さや作成した書面の多さをみると、折に触れての様々なシーンが脳裏によみがえる。大変だったなー。
 
 ところで、弁護士は裁判官と違い、依頼者から受任した後も打ち合わせを繰り返し、事件処理をする。
 だから、依頼者との関係も、事件処理期間中よりもその後の関係のほうが長く続くことが多い。
 この点が、裁判官、検察官と違った弁護士の特徴であり、その点に私は弁護士稼業の醍醐味を感じている。
 関係ないが、毎年、お中元やお歳暮にもらう商品の数が増えている。。。。。

 さて、GW後に、依頼者と最終的な打ち合わせと成功報酬に関する協議が待っている。
 よく、弁護士が主人公の刑事ドラマでは、「無罪!!」「よかったね」で終わってしまうが、実は、弁護士にとっては成功報酬の受け取りまでは事件は終わらないのである。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

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