弁護士ブログ

2008.09.29更新

 弁護士の場合、この種の事例に限らず、所属弁護士会や日弁連から懲戒処分がなされると、「自由と正義」という、弁護士全員に郵送配布され、かつ、誰でも購入できる会員誌に名前と事務所の所在地、懲戒理由などが掲載される。
  
 だから、懲戒処分を受けるということは、処分の内容以前の問題として、とっても不名誉であり、自分の人間としての品格やプロとしての威厳に大きな傷がつくものである。
 私は、一度も懲戒処分を受けたことがない。

 なお、今回の検察官と検察事務官への懲戒処分は非公開であった。
 非公開で、今後、セクハラなどの問題行為再発が防げるのだろうか。

 検察官は、捜査権限のほか、起訴権限を持っており、刑事司法行政上、大変特殊かつ不正義が許されない職業であるのに。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2008.09.20更新

 9月15日、ちょっと時間ができたので、家族で日帰り旅行に行ってきた。
 
 行き先は、竜宮城である。

 と言っても、あの竜宮城ではなく、「竜宮城スパホテル三日月」(千葉県木更津市)である。

 木更津は遠いと思ったが、アクアラインを使えば、都心からも1時間かからずに行ける近さにある。

 久しぶりに、「海ほたる」に寄り、「あさりマン」(これが意外にうまい)を食べて、その後、そのまま竜宮城に行った。

 温泉は、ゆったりできる。特に、子供があそべるスペースも豊富にあり、温泉も気持ちよかったので、滞在は快適だった。

 午後3時ごろに竜宮城に着き、ちょっと遊んで、その後に温泉に入った。プールもあったので、長男と三男と一緒に泳いだ。
 温泉には、1億2000万円もするという、黄金風呂にも入った。

 夕飯は、中華料理店でフカヒレ姿煮ラーメンを食べた。

 実に、リラックスできて楽しかった。

 また、行こう。
 
 竜宮城スパホテル三日月の公式HP
 http://www.mikazuki.co.jp/ryugu/index.html 

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2008.09.20更新

 久しぶりに、元依頼者と会った。友人の弁護士も一緒だ。

 依頼者だった方と事件終了後も会って、一緒に食事をできるのは、とてもうれしい。
 依頼事件をがんばっている最中は、依頼者とは一心同体のような感じだけど、事件が終わると疎遠になるのが通常だろう。
 
 事件が終わったのちは、できれば弁護士とかかわりたくないものだろう、普通は。

 ただ、裁判官、検察官と絶対的に違うところだと思うのが、弁護士は事件終了後も依頼者と何らかのつながりが残る、ということである。

 依頼者が依頼者を連れてくるのもよくあるし、事件終了後に食事をしたりお中元やお歳暮をもらったり、裁判官や検察官は公務員であり権力者だが、弁護士は民間の法律サービス者(在野法曹ともいう)だけに、かなりの割合で依頼者との関係が事実上続く。

 そして、依頼者に誘われて、事件後の活躍を聞いたり、自分も聞かれたりすることは、とってもうれしいことなのである。

 弁護士になってよかった、と実感するときともいえるだろう。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2008.09.11更新

 先日、高校生クイズを途中から見た。

 自分の母校は出場していたのか知らないが、人生の大半を過ごした埼玉県の浦和高校が出場していた。
 
 出場者は、本当に高校生なのか、というくらい博学だった。高校で習わないような問題をどうして解けるのか、不思議だ。
 難解な回答を平気でしたり、回答に至るまでの問題の読んで回答してみせたりするなど、まさに驚嘆するくらいだ。
 
 ただ、どうも高校生クイズで番組編成上、出場者の関係者が納得できない編集がなされた模様である。

 番組放送時間は無限ではないから、編集作業は仕方がない。
 番組をドラマチックに魅せるための編集も、ある意味、番組制作者の力量でもある。

 ただ、日テレの高校生クイズとは、伝統的な様式美、作法のようなもの、高校にエコひいきをしない(全国的に有名な進学校のみを重視しない)といった、いわば視聴者や出場者との無形の契約というか決まり事、当たり前の前提のようなものがあったように思う。
 長寿番組と言われれるものは、このような要素が、少なからずある。

 そして、視聴者や出場者は、その不偏的な要素を前提にして楽しみにしているのだから、できれば、やたら「編集」ということで、「高校生クイズ」はいじらないでほしかったと思う。
 スタジオだけの番組編成も、ちょっと物足りなかった。

 もちろん、視聴者と番組制作者との間で、何らかの契約などはないし、番組編集権は表現(放送)の自由の中核的な要素なので、テレビ局が自由にやってもいいのだが。

 ただ、決勝戦は、全部見たかったな。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2008.09.09更新

 最近、都内の移動を自転車でするようになった。

 文京区は当然として、千代田区、台東区などは自転車の方が早い。
 東京法務局は、電車だと乗り換え時間も入れると30分かかるが、自転車だと10分だ。

 最近は、成年後見の被後見人のための金融機関回りをするときも、自転車で金融機関を掛け持ちで移動する。

 ようやく涼しくなってきたので、自転車は最高に気持ちがよい。

 今度は、霞が関の東京地方裁判所まで自転車で行くことにしよう。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2008.09.09更新

 選挙である以上、立候補が可能になった時点で立候補をすべきだと思う。

 特に、選挙が与党総裁、日本の総理大臣の選任を兼ねるときは、なおさら慎重に立候補を検討すべきだと思う。
 
 選挙に出られないとわかっていながら、立候補を表明し、そしてテレビ番組にも出てしまうというのは、無責任を通り越して、国民をばかにした単なる「馬鹿」だと思うのは、私だけだろうか。

 麻生幹事長の経済政策は、支持できない。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2008.09.02更新

 福田首相が総理大臣を辞職する、という。
 ただ、当然ながら、議員は辞めない。
 
 後任の総理大臣は、麻生自民党幹事長になる(と思う。これは規定路線なのだろう)。
 もう決まった、ような感じだ。
 
 福田首相も、三権の長の1人である総理大臣を「やーめた」というのだから、熟慮にも熟慮を重ねたのだろう。
 政治家の真価は、その進退いかんにかかっていると思える。

 しかし、そうは言っても内閣を改造して新たにやる気を見せていたのは1か月前。
 一体、何があったのだろう。
 消費者庁は、ほんとにできるのか、心配だ。

 私は、一介の若手弁護士だが、頼まれた事件を辞任したことは、たぶん、3回あるかどうか、である(面倒くさい任意整理も含めて)。

 頼まれた仕事、それも国民の代表である国会により選出されてなった総理大臣の仕事を放り出す、というのは、どういう心境なのだろう。

 退任会見を聞いたが、やはり説明不足であろう。

 総理大臣を辞めるのなら、国会議員も潔く辞めればいいのに。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2008.09.02更新

 昨日のことだ。

 裁判に出て、その後、東京地方裁判所地下1階にある郵便局で内容証明郵便を出した後、郵便局の隣にある、東京家庭裁判所との地下通路を通って、東京家庭裁判所(東京簡易裁判所も東京地方裁判所民事第20部も入っている)に向かった。

 破産管財人としての仕事のための書類を提出しに5階にある民事第20部に行くために、5階のエレベーターを降りたところ、私の前に、まさに本日最高裁判所判事を退官する才口最高裁判所判事がお付きの秘書らしき男性と一緒に立っていた。

 現役の最高裁判所判事と1メートルもない距離で遭遇して、はっきりとビビった。
 オーラが違うのです。

 たぶん、お役所にありがちの退任のあいさつをするために才口最高裁判所判事は裁判所の色々なセクションを歩き回ったのであろう。御苦労さまです。

 しかし、びっくりしたけど、うれしかったのも事実。
 才口最高裁判所判事は、元弁護士だから、また弁護士をされるのだろう。

 お願いですから、ぜひとも最高裁判所判事時代の回顧録を書いてください。
 必ず、買って愛読しますので。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

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