福田首相が総理大臣を辞職する、という。
ただ、当然ながら、議員は辞めない。
後任の総理大臣は、麻生自民党幹事長になる(と思う。これは規定路線なのだろう)。
もう決まった、ような感じだ。
福田首相も、三権の長の1人である総理大臣を「やーめた」というのだから、熟慮にも熟慮を重ねたのだろう。
政治家の真価は、その進退いかんにかかっていると思える。
しかし、そうは言っても内閣を改造して新たにやる気を見せていたのは1か月前。
一体、何があったのだろう。
消費者庁は、ほんとにできるのか、心配だ。
私は、一介の若手弁護士だが、頼まれた事件を辞任したことは、たぶん、3回あるかどうか、である(面倒くさい任意整理も含めて)。
頼まれた仕事、それも国民の代表である国会により選出されてなった総理大臣の仕事を放り出す、というのは、どういう心境なのだろう。
退任会見を聞いたが、やはり説明不足であろう。
総理大臣を辞めるのなら、国会議員も潔く辞めればいいのに。