弁護士ブログ

2005.04.11更新

 いろいろな事件を扱う、ということはいろいろな事件の当事者と会う、ということだ。
 素人ならいざ知らず、弁護士や裁判官の中に、「これはいかがなものかなー」と感じる人がいるというのは、正直なところだ。
 どんな業界にも、アホやわからず屋はいるように法曹界もその例外ではない。

 昨今、重要な法律改正や法律の施行が続き、弁護士の保身とは即ち、自助努力・日々の勉強である、ということを非常に強く感じている。相手代理人が裁判所に提出された書面に、明らかな法律解釈のミス(司法試験でいれば、それだけで不合格になるような回答)があるとうんざりするし、他山の石とするのだが、裁判所も分かっているのかいないのか「反論を準備してほしい」と言ってくると、「この間違った主張のどこを反論すればいいのでしょうか」との嫌味も言いたくなるのである。

 私の場合、本名を明らかにしているので、このような歯切れの悪い文書になるのも、自己嫌悪だなー。

 明日も頑張ろう。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

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