報酬を値切る依頼者もいやだが、一番対応に苦慮するのは、酒を飲んで酔った状態で電話を掛けてくる依頼者だ。
話の内容は、一方的で「ふざけるな」の一言であるが、酔っ払っている以上、あまり怒れない。
私は、きは長くはないが、どちらかというと優しい弁護士と近所では評判だからだ。
もっとも、困るのは、酔った状態で苦情電話を掛けているので、依頼者は私ないし私の同僚に苦情電話を掛けてきたこと自体を忘れてしまっていることだ。
依頼者は最高の笑顔で会いに来る。でも、この人、昨日の電話ではぶちきれていた人物なんだよな。
戸惑うなー。