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2005.06.03更新

 まず、覚せい剤は人生はもちろん、命を落とす原因になるという当たり前のことを教育しないからである。
 次に、覚せい剤や大麻をやることがある種の「かっこよさ」とか「ファッション」と捉えられている社会の風潮にも原因があるかもしれない。
 それと、私は、以前、スタジオミュージシャンの覚せい剤取締法違反被告事件の弁護を担当したことがあるのですが、その際、スタジオミュージシャンが言っていたのは「覚せい剤をやると幻覚・幻聴が聞こえて、それをヒントに作曲したこともある」ということだった。
 芸術性、ある種の感性が必要なミュージシャンに覚せい剤使用者が多いのは、そういう原因があるのかもしれない。

 それと、一番の問題は、覚せい剤が容易に入手可能な現実(私は、司法修習生として地方都市にいたとき公園で覚せい剤を買わないか、と声を掛けれらた)と、刑罰が軽い(懲役10年が最高刑であるが、実際の運用は覚せい剤自己使用に限って言えば懲役1年半くらいの実刑が関の山であるし初犯は執行猶予が付く)ことであろう。

 私は、普段から脳内麻薬が出っ放しなので、覚せい剤など不要である。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

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