6日
午前中は、新宿で打ち合わせ。
午後1時30分に、東京地方裁判所第626号法廷で破産免責審尋に破産者とともに出席する。
東京地方裁判所での破産免責審尋手続きは、地方の裁判所での運用や一般の国民の感覚では考えられないような簡略化した手続きが採用されている。これは、いまは最高裁判所にいる園尾裁判官が破産部の部長であった時期の改革により採用されている制度である。
破産免責手続きを簡略化する裁判所の姿勢の背景には、弁護士に対する信頼があり、このアウトソーシングを支えてきた弁護士の仕事がある。
今後も、破産申立から免責決定までの適切な制度設計を維持するために、弁護士である私(破産管財人も務めている)も日々努力を続けて生きたい。
夕方からは、刑事記録の読み込みを続けた。だんだん、実況見分調書,警察官面前調書、検察官面前調書などの供述調書を読むスピードが早くなってきたとの実感がある。
大切な記載がある部分は、なんとなく光って見えるようになったからだ。