弁護士ブログ

2005.12.13更新

 12月は、手帳を見て数えてみると、民事刑事合わせて証人尋問期日が3回ある。
 いずれも、3時間から7時間の長丁場である。
  
 法廷での証人尋問といえば、ドラマのシーンを思い出すが、実際にはいかにして証人の供述の信用性を叩くかという地味な作業が求められる。
 弁護士5年やってみての感想としては、証人尋問の成否は一に事前準備、二に記録検討に尽きる、といえよう。
 忙しいということにかまけて準備を怠ってはいい尋問ができないし、刑事事件で言えば誘導尋問を崩すことができない。
 
 だから、私の場合、証人尋問の前日は早く寝るようにしているし、記録は号証や記述や書き込みの位置を暗記して法廷に臨んでいる。尋問用の手控えを作り、それに改定を加えながら法廷での敵性証人と闘うわけである。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

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