私は、1週間に10冊くらいの週刊誌を読む。月刊誌を入れると、週によってはもっと増える。
雑誌のジャンルはといえば、ビジネス、法律、会計、コンピューター、趣味、漫画など色々である。
時間が無い中で全部を詳細に読む事は、難しいし、あえて全部読む必要もないとも思う。
だいたい、記事のタイトルを見て読む記事を見付け、それを一気に読むだけだ。
関心もなく、興味も引かない記事は、読まないで本も捨ててしまう。
おそらく、私の周りにある全ての事情のうち、3割から4割程度は無駄なことではないか、と思う。
すべからく知識とは知って損をするものはないと思うが、当面は必要ない知識や情報というのも確かにあるようだ。
だから、雑誌によっては半分も読まないで捨てるものもある。それでいいのだ。
時間は有限だし、力にも限界がある。
大切なのは、必要な箇所を見抜く洞察力であろう。
さて、記事といえば、弁護士も裁判所に準備書面とか陳述書とか弁論要旨とかの文書を出す。
裁判官は、これらを全部読んでいるのだろうか。
私は、主張の重要部分は下線を引いたり、太字にしたり、段落わけをしたり、小見出しをしけたり、目次をつけたりして、主張にメリハリをつけることを心がけているが、裁判官も私の雑誌の読み方同様に読む場所を選別しているのではないか、と考えることもある。
できれば、裁判官に読み飛ばされない文書を作り続けたいものだ。
大体、打率7割くらいで(3割部分は仕方が無い・・・・、という感じ)。