独立して事務所を開いたとき、自前のホームページを開設した。
そのホームページを見て相談に訪れる方が、一定する存在する。
今日も、そんな方が相談に来られた。
もちろん、全く面識がない方で、いうなれば「一見の客」。
私は、敷居の低い弁護士を目指しているので、「一見の客」はウェルカムだ。
相談後、正式に事件受任をして、相手方に内容証明郵便を出すことになった。
依頼者としてみれば、よく知っている弁護士に頼みたいだろうが、なかなか弁護士の知り合いなんかいないから(私も、6親等内の親族で法曹関係者は私だけだ)、年齢が近いとか性別が同じだとかプロフィール欄からうかがえる人柄などを頼りによく知らない弁護士に相談に来る。
私にとっては、相談者はたくさんいる依頼者の一人にすぎないが、その依頼者にとってみれば弁護士はめったにない自分の一大事を預ける相手となる。
だから、私は、一期一会の精神で、また、この依頼者が知り合いを紹介したくなる弁護士となれるように、何でも真剣に取り組むのである。