日常、職業柄、他人と接する機会が多い。
接する人には、いろんな人がいる。実に多士済々である。
私のことを評価してくれている方もいれば、そうでない方もいるだろう。
だけど、人の本音はそうははっきり分からないから、相手が自分をどう思っているかについては、そんなに神経質になってもしょうがない。
大事なのは、自分がおかれた現状を前提にした時、自分がベストを尽くしたと言えるか否か、であって他人の評価ではないからである。
普段から、上手くいかないときもあるし、逆に思いのほか上手くいくこともある。
複数の弁護士で仕事を受任していると、考え方の相違から路線に違和感を感じることがあっても、自分の信念や仕事の立ち位置に自分が忠実であるならば、あまり気にしないことにした。
最近、弁護士でも精神的に滅入ってしまって、最悪、弁護士業を廃業する人もいる。
なりたくてなった仕事でありながら、廃業するのは相当な決断だったとおもうが、私は、まだしばらくは弁護士でありたいと思っている。