弁護士ブログ

2011.09.27更新

3月11日に東日本大震災が起こった。

 

東京電力の補償手続きが始まったが、国会でも問題になっているように、東京電力の補償は、一旦請求をすると追加請求ができなくなる、請求もれをすると後に請求できなくなる、慰謝料そのものが安い、手続きが煩雑などの由々しき問題点がある。

 

だいたい、加害者が請求期限を設定するなどといったことは聞いたことがない。独占的企業の発想は、公務所と同じような弊害があると思った。

 

私は、東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会の有志が集まり、それも各弁護士会の会長や副会長、監事という役員経験者が団長などを務める「東日本大震災による原発事故被災者支援弁護団」に参加している。

 

間もなく、私も、被災者の代理人として、原子力損害賠償紛争解決センターへのADR手続きをする予定である。

 

なお、弁護団には専用ホームページもあります。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2011.09.24更新

9月23日午後2時40分から午後5時50分まで、明治大学和泉校舎で、「現代法入門 日本の法律家 弁護士」というタイトルで2コマの講演をした。

 

内容は違えど、4年連続やっている講演なので、今回も声がかれたタイミングはあったが、予定通りの内容のお話ができたとおもう。
 

ただ、笑いのボケをやったところで、あまり受けなかったのが少し残念だ。

 

しかし、祝日なのに大学に来て真面目に授業を受けるというのは、私の現役学生時代にはあっただろうか?

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2011.09.18更新

 8月7日以来となります。

 ずいぶん投稿が空いたのは、夏休みをとったり、9月から裁判が立て続けに再開し、事件処理に膨大な時間をとられるようになったことが原因です。
 
 東京の3つの弁護士会有志が立ち上げた原発被害支援者弁護団の構成弁護士にもなり、事件処理が増えました。原発問題は、とても深刻であること、東京電力が不誠実であること、放射能汚染の甚大な被害状況からすると、弁護団の活動は、今後10年間は継続するであろうと思います。

 9月に入って、2つの東京高等裁判所での控訴審(民事)がありました。
 一審は、どちらも勝訴したので、控訴されたわけですが、一審が丁寧な事実認定をしているため、控訴審で逆転敗訴はないでしょう。
 
 また、某地方都市で依頼者が裁判に巻き込まれていた件は、無事、相手方の控訴もなく勝訴が確定しました。
 
 9月下旬に入り、自己破産申立、民事再生申立など、裁判以外の業務、後見人相談事業などへの取り組みなどが増えていくので、体力にまかせず適宜休んで、適切な業務を確保したいと思っています。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

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