弁護士ブログ

2005.10.30更新

 成年後見の仕事として、今週は忙しかった。
 都内の区役所での法律相談、私が後見業務をしている方の関係者との打ち合わせ、東京弁護士会クレオでの成年後見のテーマでの講演を聴きに行ったり。
 金曜日には、午前中はある事件の弁護団会議、午後には裁判所での和解期日が入り、その後は、警視庁の施設での被告人との接見、さらには起案などをこなした。
 土曜日は、精神病院への慰問が控えている。
  
 弁護士をしていると、民事事件の法律相談、家事事件の法律相談、刑事事件の弁護人、成年後見人、労働事件の代理人、クレジットカード会社との過払い金の返還交渉、各種示談交渉、知的財産権の法律相談など色々な事件に遭遇する。ないのは、いわゆる渉外事件だけだ。

 来週も、いろいろと動く事件がある。気を引き締めて対応しないと。

 それと、最近、自分自身では絶対に負けないと思っていた裁判で完敗した(と思う。思うというのは、まだ、裁判所から判決正本が到達していないからだ。)。裁判官の判決理由を熟読して、依頼者と緊急の打ち合わせをすることになりそうだ。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2005.10.25更新

 少年法41条では罰金刑以下の刑では勾留ができないことになっている。
 しかし、あろうことか検察官も裁判官も、罰金以下の刑で少年に勾留処分をしてしまった。勾留期間10日間が経過したと新聞報道であったから、勾留延長をしようした裁判官が気が付いて法律違反に気が付いたのだろう。
 あきらかな国家賠償ものである。勾留決定前後に当番弁護士の派遣があったとすれば、その当番弁護士も同罪であろう。
 
 このような事例を聞くと、結局、裁判官の勾留決定の判断は検察官の交流請求の追認に過ぎず、裁判官独自に勾留要件の有無を吟味していないのではないか、という疑念を抱く。法律家、それも刑事手続きの専門法律家である検察官が請求してきたのだから、認めてもいいだろ、というような感じで。。。

 検察官、裁判官には猛省を促したいと思う。私が弁護人だったら、国家賠償請求をするだろう。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2005.10.25更新

 最高裁判所は、家庭裁判所の調停委員の任命権を持つ。
 新聞報道で、この調停委員に外国籍を有する弁護士の就任を最高裁判所は認めていないとの記事があった。調停委員に外国人の就任を認めるか否かについて、つまり、外国人の公務就任権の範囲については争いがあり、権力的公務(裁判官、検察官、警察官など)については認めず、学術的な職務(大学の先生など)については認めるという権力的公務か否かのメルクマールが一般的であると受験生時代に覚えた記憶がある。

 調停委員は裁判官と調停委員会を組織し、その発言権は裁判官と同様であるから、国家意思の形成に関与し、権力的公務にあたると最高裁判所は判断しているようだ。
 
 しかし、私も東京家庭裁判所や東京簡易裁判所にはお世話になるが、調停委員が権力的だと感じたことはないし、私の同僚弁護士で東京家庭裁判所の調停委員を務める弁護士は、「権力的」でない。
 調停委員の本質的な職責は、当事者の話を真摯かつ丁寧に聞き取り、当事者間において妥当かつ合理的な解決を話し合いによって導き出すことにあるので、審判手続きになった場合に排除すれば外国人にも門戸を開くことは十分に可能であると思う。

 最高裁判所の運用は、法律違反でもないが、法律に合致したものともいえないのではないか。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2005.10.25更新

 私は、最近、インターネットを用いて色々な物を買う。
 新幹線の乗車券,食べ物、本、食器、ビール、酒、チョコレートなどなど。

 今回、私のブログにアフェリエイトとしてサイトを貼ってみた。上手に出来るだろうか。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2005.10.21更新

 19日
 午前11時、東京地方裁判所にて弁論準備。被告は、高利貸し業者(ヤミ金のことね)。破産管財人の代理人として出頭している。
 午後1時30分、大田区大森にて現地調査。マンションの建設に際してのトラブルであるが、紛争の原因はマンション業者の対応にあった。
 午後4時30分、地方の地方裁判所と電話会議。次回、人証申請となった。

 午後6時過ぎ、出入りのワイン業者が久しぶりに来る。ドイツワインを6本持参したので、全部,試飲する。うまいと感じたワイン3種類の合計18本を購入。来週、自宅にワインが届く。5万5000円。

 午後7時、訴訟の打ち合わせのために依頼者が事務所に来る。事前に、依頼者には「ワインを試飲しているので、顔が赤いよ」と伝えていたので、ノートラブル。
 普段以上に、話が弾む。  

 この依頼者からも偶然だけどワインをいただく。大変、ありがたい。
 私は、お酒のもらい物が一番うれしい。ちなみに、次は、甘いものが好きだ。
 今年は、ワイン、ビール、プリン、せんべい、海の幸、ゼリー、どら焼き、梅干、梨、桃、りんご、夏みかん、100%天然ジュース、肉などをいただいた。
 家族も喜び、とてもありがたいです。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2005.10.21更新

 諸般の事情から、5年間所属した今の事務所から来年独立し、あたらに法律会計事務所を立ち上げることにした。

                                          つづく。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2005.10.21更新

 20日
 奥さんの代わりに、長男の幼稚園の遠足に保護者として付いていった。
 当初は、次男と自宅待機のはずが、長男が「ママよりもパパがいい」という私を泣かせる要望を出したので、急遽、幼稚園保護者デビューを果たすことになった。

 平日の朝からパパが保護者として参加したのは、私を入れて3名。当然ながら、保護者はママばかりだ。
 ママさんには気兼ねしながら、かといって別に気にもせずに長男と行動し、汽車、観覧車、小型ジェットコースターなどに乗り、また、動物にえさをやるイベントも恥ずかしげもなくこなし、あっというまに遠足が終了した。

 長男は満足そうだった。

 一旦、自宅に戻り、少し休んでから、私は事務所に向った。
 午後6時、東京弁護士会の高齢者障害者の権利に関する特別委員会の福祉制度部会主催の(私もメンバー)研修会に参加し、その後、事務所に戻って午後9時まで仕事をして、自宅に帰った。

 慌しかったが、楽しい一日だった。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2005.10.20更新

 夕方、何の気なしにインターネット新聞を見ていたら、去年、一緒に旅行をした知り合いが警察に逮捕されたというニュースに接した。
 逮捕容疑と知り合いとはどう考えても結びつかない。
 容疑は認めているというが、どうしてそんなことをしてしまったのか。奥さんと娘さんは、いったいどうするつもりなのか。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2005.10.18更新

 私は、ソフトバンクの前のダイエーのころ、もっといえば、巨人時代から王監督(選手)のファンである。
 だから、王監督が巨人軍から福岡に単身赴任をして一から作り上げたソフトバンクが優勝すればいいと思っていたが、31年ぶりの優勝への執念がソフトバンクを上回ったようだ。
 初芝選手が熱い。
 
 日本シリーズは、シーズン前には予想もしなかった、阪神対ロッテだけど、プレーオフを見ていると久しぶりに日本シリーズが楽しみに感じてきた。

 両チームの選手とも、頑張ってください。
                         元少年野球少年より。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2005.10.17更新

 ある民事事件が大詰めを迎えている。裁判所を間にいれての和解交渉が進展しない現状を代理人として辛い気持ちでいた。
 この日の弁論準備もおしゃべりな裁判長のリップサービスだけが目立ち、いやなムードが漂う。
 
 裁判後、依頼者と代理人間で協議した結果、一度、期日間に相手方に対して裁判所が説得するようなアクションが取れないかどうかを、裁判所に離してみようということになった。
 裁判所に努力を、汗をかかせてみよう、ということだ。
 
 私が裁判所に電話し、書記官から運良く裁判官と話す機会にめぐり合った。私は、代理人として、依頼者の立場、考え方、苦しみを話してみた。ダメもとで。

 そうしたら、後日、こちらの意向を受けて裁判所が期日間に動いてくれるという話を裁判所から連絡された。
 裁判所、相手方の、本件解決に向けての努力と成果に期待したい。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

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