弁護士ブログ

2007.06.28更新

 先週は、福岡でのシンポジウムに出席するなど有意義な1週間だったが、そのあおりを受けて今週は大変に忙しい。

 月曜日
 午前中に、東京家庭裁判所に行き、判決文をもらう。全部勝訴なのでほっとする。
 午後、東京簡易裁判所で調停期日があり、出頭。
 午後2時30分から、日弁連の非弁提携取締委員会に出席。
 午後5時、弁護団の事前打ち合わせに出席。
 午後6時から午後8時まで、弁護士会で弁護団会議に出席。
 午後9時過ぎから翌午前1時まで、事務所で起案等をして、帰宅。

 火曜日
 午前10時から正午まで、弁護士会の法律相談をする。
 午後2時から、事務所で依頼者と打ち合わせ。
 午後4時から、裁判の準備書面を起案(2件分)。裁判で提出する証拠の作成などもやっていたら、夕飯もとることができずに、結局、午前1時30分に事務所を出る。飲み屋は、やっていない。

 水曜日
 午前9時30分から某自治体での法律相談があったのだが、緊急案件ができてしまい、急に事務所で打ち合わせ。関係者にご迷惑をかけた。
 午後1時45分,東京地方裁判所で労働審判に出席。
 午後4時に千葉地方裁判所で裁判に出席。
 その後、依頼者と夕食をいただき(ごちそうさまでした)、午後8時ころに事務所に戻って、明日の裁判の準備をしていたら、事務所を出たのは、深夜の午前2時30分ころだった。
 ちょっと、睡眠時間が足りない。
 気をつけなければ。。。。。

 木曜日(本日)
 午前10時 東京簡易裁判所で裁判。
 午前10時30分、東京地方裁判所で裁判。
 一旦事務所に戻って、電話対応などを済まし,
 午後1時15分、東京地方裁判所で裁判。
 さらに、事務所に戻り、
 午後3時から事務所で依頼者と打ち合わせ。
 午後5時30分から、新件の事件相談のため、事務所に依頼者が来所予定。

 金曜日(明日)
 午前11時、東京地方裁判所で裁判。
 正午ころに、依頼者が新橋で開いたラーメン店に昼食をかねて激励に行く。今から、楽しみだ。
 午後2時、事務所で依頼者と新件相談。
 午後4時、事務所で依頼者と新件相談。
 午後6時、事務所で依頼者と新件相談。

 なんとかして、金曜日くらいは子供と遊びたい。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2007.06.24更新

 6月22日に福岡で開催された、「第22回司法シンポジウム」に参加してきた。前日に会場の福岡のホテルシーホークに入り、翌22日の午前10時から議論に参加した。
 司法シンポジウムに参加するのは今回が初めてであるが、弁護士の公益性や公務やプロボノ参加への義務化問題などについて、マスコミ、消費者団体、弁護士、企業法務の観点から様々な議論や問題提起がなされて、結構、面白かった。
 今回は、家族の慰安を兼ねて家族総出で福岡まで来たが、成果があったと思うので、シンポジウムにはまた参加したい。

 しかし、木曜日の午後から金曜日の全部について事務所を空けたため、来週は随分ときつい日程をこなすことになってしまった。
 24日(日)から29日まで、打ち合わせ10件、裁判4件、調停2件、法律相談2件、その他1件と仕事が相次ぐ。。。。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2007.06.24更新

 どうやら、夏の参議院選の事実上の争点は年金問題になりそうである。

 年金が老後の生活設計を支えるものであること、長年の勤勉な納付実績を反映する制度であることから、その年金への信頼が揺らぐことが政権への信頼を損なうことになる、という意味で選挙の争点になるのは、至極当然である。
 私の世代(30歳後半)は、年金支給時期が遅くなり(60歳から65歳)、年金納付額が増えても年金支給額が減る世代であることから、年金に関しては結構悩ましい世代である。また、年金納付を勤勉に行なってきた記録が廃棄されていた、とか電子化されていなかったとかの「不祥事」を聞くと、もはや「やってられない」という気持ちにすらなる。

 ただ、反面でどうせ年金支給開始は、20年以上先の問題であるし、年金納付記録を全て保管している私としては、あんまり昨今の年金問題について大きく気にはしていないのも事実である。さすがに、政治責任として、年金納付記録が「紛失した」状態がそう長く続くとも思えないし。

 むしろ、私が年金問題の中で深刻だと思うのは、「1年間で5000万件に及ぶ年金納付記録の照合をする」などという絶対に不可能な説明ないし公約を政権が行なっている、という点である。無理なものは無理と言えばいいのに(また、多くの国民にとって、年金の納付記録が明らかになる時間が1年だろうか3年だろうが大差がないのも事実)、「1年でやります」などと平気で嘘をついている点である。さらに、年金記録の照合に際してかかるコストについて明確な説明がないのも、いただけない。これこそ、無責任であろう。
 
 年金問題についてその場限りの説明に終始してお茶を濁すのもよくないし、これを選挙の最大の争点にするのもよくない。国民としては、どうして年金問題が起こったのか、そしてそれを改善するにはどういう風にすべきなのか、についての明確な説明が欲しいものである。
 そうでないと、国民年金、共済年金、弁護士国民年金という年金の種類をまたいだ経験を持つ私としては、今後は年金掛け金など納めたくなくなってしまうと考えてしまうのである。
 

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2007.06.24更新

 憲法改正問題は、どこに行ったのだろうか。

 私は、法律家の1人として、今の憲法を大切に思っている。そりゃ~、社会の変化に憲法の規定が合わなくなっているという点がないこともないが、今の憲法そのものを大きく改正する必要性などないと思っている。
 社会の変化などに対応するには、憲法を改正するのではなく法律を創設ないし改正すればいいのからである。

 国民改正国民投票法が成立し、憲法改正問題が現実化しているのに、年金問題が発生したために、この点を十分選挙にて議論されなくなってきた虞がある。
 仮に、3年後に憲法改正のための発議がなされるとすれば、今回の参議院選挙で選ばれる参議員はその投票権を持つことになるから、憲法改正に対する見解を聞くことは重要なのだが、どうもこの点を明確にしている選挙候補者はあんまりいないというのが率直な印象である。
 
 日本の法的感覚は、大丈夫なのだろうか。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2007.06.24更新

 義母が上京していたので、子供は義母に預けて久しぶりに夫婦だけで外出した。
 奥さんが食べたいと言っていた馬刺しを新宿に食べに行き、堪能。店には既に男だけの12名の団体客がいて、出来上がっていたためか、「どうして、そんな話で爆笑するのか?!」という話題で、盛り上がっていた(あまりにうるさかったので、会話が否応なく聞こえてきた)。体格がよかったので、ガテン系のお仕事の団体のようであったが、他の客のことも少しは気遣って欲しかった(せっかくのデートであったので)。

 結局、馬刺しは軽く食べて、終了。
 腹が空いたので、そのまま福岡とんこつラーメンの店に直行。
 ただ、ここはあんまりうまくなかった。最近は、事務所そばの「頂天」というとんこつラーメン店がお気に入りだ。

 自宅付近に戻り、このまま帰るのもなんだかな~ということになり、そのまま2時間ほどカラオケで歌った。
 青春時代というか、活躍時期が重なったためによく知っている。ZARDの歌をたくさん歌った(超・低音で)。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2007.06.17更新

 土曜日は、親族の結婚式に招待されたので、家族みんなで出席した。
 久しぶりにあった新郎(私は新郎側)はりりしくなっていた。ダイエットに成功した模様だ。
 
 久しぶりに親族に会うのは、とても楽しい。近況報告などを兼ねて会話が弾む。
 披露宴会場には、何故か、元依頼者がいて驚いた。世間は狭い。そして、複雑だ。

 2次会は、会場付近のホテルのバーにて軽く飲む。以前は騒ぐのが好きだったのだが、最近は落ち着いた雰囲気の店でしっぽりと飲むのが好きになった。

 年をとった、ということなのだろう。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2007.06.16更新

 法律家としては納得ができない。何度、判決書を読んでも納得ができない。
 しかし、依頼者から「もういいです」と言われてしまえば、弁護士は諦めざるを得ない。
 「いや、実費だけで弁護士費用は要らないから、やらせてくれ」と以前の私ならきっと言っていたと思うが、それは、法律家の思いあがりである。

 法律を駆使し、判例、事例を検討し、証拠にあたり、証拠の数だけなんども記録を見直し、証人尋問でのシミュレーションを繰り返して準備をしても、結果が伴わない事件はある。勝てない事件はある。
 このようなとき、自分の弁護士としての力量に疑問を持ち、「このまま、やっていけるのか」と悩むこともないではないが(さすがの自信家の私でも年に1回か2回は真剣に悩むことがある)、悩む都度、己の軌跡を反芻し、自信を回復するしかない。

 そうは言っても、依頼者から「頼んだ弁護士さんが、先生でよかった」と言われながらも「控訴はしません」とも言われると、いろいろと悩んでしまうものなのである。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2007.06.16更新

 今日(といっても、6月15日)、委員会に出席してきた。
 私は、今、日弁連の非弁護士取締委員会、東京弁護士会の高齢者・障害者の権利に関する特別委員会、非弁護士取締委員会、人権委員会の特別調査員、労働法制委員会に所属している。

 委員会活動は、無報酬であって、事務所経営の見地からはあまり活動することに意味があるとはいえないが、弁護士自治を維持するためにできる範囲ではあるが弁護士会の会員としての責任は果たしたいと思っており、弁護士になって以降、ずっと委員会活動を継続してきた。

 以前は、東京弁護士会の広報委員会、運動会の本部委員、コンピューター運用協議会などにも参加していたが、やはり、委員会は3つに絞った上で濃密な活動を心がけていくのがベストであると考えている。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2007.06.16更新

 東京弁護士会から送られてきた報告書をじっくり読んでみた。

 いろいろと弁護士としてはなかなか気が付かない依頼者のニーズに言及されていて、興味深く読んだ。

 顧問弁護士を頼む一番の動機は、「専門性」や「能力」よりも「人柄」であること、弁護士に相談することは法律問題のほか人生とか経営に関する問題も多いことなど、「確かに納得」という報告もあった。

 人間としての厚みを磨かねばならない、と切実に思った。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2007.06.15更新

 7月に行われる東京弁護士会夏合宿で、東京弁護士会労働法制委員会のブースで、私が労働審判の実例紹介をすることになった。
 ちゃんとできるだろうか。
 
 ところで、労働審判は、平成18年4月から全国の地方裁判所で実施されている労働事件専用の調停である。
 3回で終了する、という制度でスピーディーな解決を目指す、というものであり、司法改革の中では私はかなり高い実用性のあるいい制度だと思っている。

 ちなみに、私はいままでに労働審判申立を4件行っているが、全て労働者側である。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

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