弁護士ブログ

2006.10.28更新

 私は、弁護士限定のメーリングリストにいくつも参加している。弁護士会の委員会のような公的活動についてのメーリングリストもある。
 クレサラ事件、消費者事件、刑事弁護、知的財産、などなどのメーリングリストに加入している。

 自分自身が管理人を務めるものもある。最近では、特定の事件に関する弁護団の情報交換を目的としたかなり限定したメーリングリストさえある。

 メーリングリストでは情報交換のほか、似た事件の処理などを参考にすることが出来る。
 専門性の高い事件だと、いろいろと相談もできる。会ったことさえない弁護士との議論もあり、実に興味深いツールといえる。

 この種のツールが存在するとなると、パソコンを使いこなせるか否かなどと関連して、弁護士間の情報アクセス格差というものも大きくなってくるように思う。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2006.10.26更新

 奥さんが長男を幼稚園に送っている間、自宅で次男、三男の面倒を見ていた。
 次男は、「ママと一緒に幼稚園に行く」と言い張ったので、私が「ゲームをやろうか」と声をかけ、その流れで朝9時ごろから自宅で格闘対戦ゲームをやる羽目になった。
 
 所詮、2歳児なので勝負をするまでもないのだが(私自身は、格闘ゲームは苦手であるがさすがに2歳児には勝てる),一応、わざとでも負けてあげると、次男は、目をきらきらとしてほっぺもつやつやさせた会心の表情をして喜ぶのであった。

 事務所に出勤するのは、遅くなってしまうが、朝からとてもいい気持ちになれるである。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2006.10.26更新

 事務局の要望があり、事務所用に折りたたみ自転車を購入した。ヨドバシカメラのネットショップでの購入なので、まだ届いていないが、今から楽しみである。

 事務所が丸の内線沿線にある、ということもあり、ボディカラーは赤色である。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2006.10.25更新

 ある民事事件で原告の代理人をした。訴状を提出し、第1回弁論期日に出頭したが、相手方の被告は来ない。答弁書も出さないので、その場で結審。1週間後に判決言い渡しとなった。
 このようなことはあることはある。闇金を被告にして提訴した民事事件では、当然、闇金はこなかった。
 しかし、居場所を突き止め、掲示告訴もし、強制執行もしたために被害金額の半分くらいは回収できた。今回の相手方は、今も経済活動をしている会社である。一体、何を考えているのか。
 守秘義務がある以上、具体的なことは書けない。
 しかし、もう少し冷静な対応をしてくると思っただけに、当てが外れたといえば外れた。
 今後は、法的にぎりぎりと行こうと思っている。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2006.10.25更新

 ある民事事件で、証人尋問が行なわれた。
 相手方の弁護士が証人を聞く番になり、私は驚いた。明らかに記録を読んでいない。裁判当事者の名前を間違えるし、証拠の引用もおかしい。
 裁判官は途中から色々と介入しだした。早く証人尋問を終わらせたいという考えが如実に出た介入尋問をしだした。
 本来なら、歓迎すべきことではない。しかし、介入尋問の中身が私にとって有利だったので、そのままにしておいた。

 証人尋問は、依頼者も法廷に来る裁判の中でも極めて重要な手続きだ。通常と異なり、文書による報告書程度では依頼者に説明できないだろう。裁判の後、相手方の弁護士さんが法廷にいた依頼者に対してどのような説明をしていたのか、聞いてみたいと素直に思った。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2006.10.25更新

 妻が誕生日を迎えた。何歳になったかは、書けないが。
 ただ、彼女は、この一年間は大変な思いをした一年だっただろうと思った。
 そのためか、人間としてレベルが上っているのは明らかである。比べて、私はどうなのだろうか、たいした進歩をしていない、と恥じ入る。

 ということで、記念すべき妻の誕生日を祝うために、家族でホテルのスイートルームを予約してみた。予約したのが平日ということもあり、また、妻の誕生日を祝う目的での宿泊であると事前にホテルに伝えていたために、ホテル側が気を利かして、予約した部を勝手にアップグレードしてくれた。
 部屋の広さは、120㎡もあった。キッチンあり、トイレが二つあり、部屋の外にはジャグジーがあった。レインボーブリッチがよく見える。
 こんなに、広い部屋に泊まった事はない。
 
 子供たちは、プール感覚で外のジャグジーに入った。妻は、はしゃぐ子供たちを優しく見守りながら、そのまま子供たちの体を洗ってあげた。
 夕食はルームサービスをとり、広いダイニングで子供たちが騒ごうと関係なく、ゆったりと食事を堪能することができた(以前、ホテルオークラの鉄板屋のカウンターで夕食をとったとき、子供がはしゃいでお店の人に怒られたことがあった。あのときは、美味しい肉の味がよくわからなかったほど嫌な思いをした)。
 
 時間の許す限り、家族に費やす時間を増やしたいのは山々だが、経営弁護士となるとそうも言ってられない。私の事務所の弁護士は、私だけであり、判断は全て私がやるので、なにかと大変だ。

 とはいえ、久しぶりに非日常の時間を堪能し、それも妻と子供たちの明るい笑顔を沢山見ることができて、私自身の心も豊かになった、と実感できる経験だった。

 来年も、やろうかな~。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2006.10.25更新

 ある日、昼ごはんが午後4時ころになってしまったことがあった。
 私は、炭水化物ダイエット中なので、夕食はなくてもいいのだが、子供が寝静まった後に奥さんが私に対して、「小腹が空いた。ラーメンを食べに行こう」と熱心に誘った。
 
 私は、自宅のパソコンを前にして尋問事項を作っていたので、正直、行く気がしなかった。特に、夜食のラーメンなど、炭水化物ダイエットには大敵ではないか。今、12時じゃん。
 しかし、あまりの熱心なお誘いに、私も負け、子供たちが完全に寝たことを確認し、深夜12時過ぎに奥さんと自転車で自宅近所のラーメン店にラーメンを食べに行ってしまった。

 1件目は、東京スタイルのラーメンだ。美味しい。夫婦2人での外食も久しぶりだ。新鮮だ。
 1件目のラーメンを食べた後、今度来るラーメン店を偵察しよう(外から店を眺めるだけ)と思って、少し自転車を走らせた。嫌な予感がする。
 奥さんは博多ラーメンが大好きだったので、偵察先の博多ラーメン店にも入ってしまった。そして、2人とも博多とんこつラーメンを食べてしまった。嫌な予感が的中した。

 お~、何としたことか。でも、まいう~。

 ここに、「夜な夜なラーメン倶楽部」が誕生した。まだ、部員は2名だけど、いずれ、子供の通う幼稚園のママさん、パパさんたちも部員に引き込もう。

 だって、そのほうが愉しいからね。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2006.10.15更新

 午前9時15分、東京地方裁判所にて裁判資料を受領。大変助かる。
 午前10時、私が被害者側として関わっていた刑事事件の裁判傍聴。加害者を初めて見る。
 午前11時、東京簡易裁判所で民事事件の弁論出頭。次回期日が指定される。
 一旦事務所に戻り、電話、FAX確認。
 午後2時直前に、千葉県のとある警察署に出頭。刑事告訴に来たわけだ。
 午後4時40分、以前所属していた中村総合法律事務所に行き、裁判資料の確認。また、4月から中村総合法律事務所で弁護修習をしていた司法修習生が裁判官になることとなったので事務所で待ち合わせをして話をした。是非、裁判官になっても、弁護修習で得た経験を忘れないで欲しいと切に願う。
 午後6時45分ころ、事務所に戻る。なじみのワイン屋さんが玄関口で待っていた。
 ワインを試飲し、2銘柄、9本を4万円ほどで購入。
 午後7時30分から午後25時30分まで、事務所で仕事。保釈請求書、証人尋問事項の最終確認、刑事記録の甲号証番号の確認などをして頭に尋問事項を叩き込む。
 途中、作業に疲れるとビールを飲んで気合を入れ(?),作業に飽きると別の仕事をしながら気が付けば深夜1時を回っている。
 働きすぎだと思うが、別に疲れは感じない。
 
 弁護士は、知性はともかく、体力がないと務まらないのは事実のようだ。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2006.10.15更新

 ある民事事件でのことだが、相手方の準備書面に主張が不明な点があったので、弁論準備室でその点を指摘したら、相手方代理人からかなり大きな声で怒られた。
 釈然としない中、どうしたものかと思っていたら、裁判官が私の指摘を正確に理解した上で、相手方代理人に「・・・という点に対しての求釈明だと思いますが、いかがですか」と説明したために事なきを得た。

 実は、私が釈明を求めた点は、裁判上の事実認定をわける分水嶺でもあったので、相手方代理人の予想外の態度に、私は相手方代理人の内心の動揺を感じた。
 冷静に装うことが出来なかったのか、と。

 誤解のないようにいうと、この相手方代理人は個人的には知らないが、訴訟態度は極めて紳士的な方であり、だからこそ、私も少し驚きつつも「ちょっとそんな言い方はないのではないか」などと抗議することもしなかったわけだ。

 次回の相手方代理人による釈明が楽しみだ。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2006.10.15更新

 本当は、夜、弁護団会議があった。
 しかし、参加しなかった。長男の誕生日会を優先したためだ。
 
 この日までに、自宅には義母がいて、いろいろと身の回りの世話をしてくれていた。だから、奥さんは義母を送りに車で出かけ、私は、事務所で長男と次男を預かった。
 そして、私は午後6時には長男と次男を連れて自宅に戻った。

 最近のハードワークを反省し、多少なりとも身体をいたわる必要もあった。
 
 長男は5歳になった。時が経つのは、本当に早い、おめでとう。
 長男との約束で、5歳になったら、お風呂で頭を洗う時はお湯を頭のてっぺんからかけて洗うこととしていた。昨日までは、私が長男を赤ちゃんのように抱っこしてお湯が目に入らないように配慮しながら頭を洗っていた。
 長男は、オトコとオトコの約束を守ったわけだ。実に、潔い。大きくなったものだ。

 これからも、頑張れ。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

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