理研の論文調査結果が記者会見で公表された。
認定事実についての根拠、認定経過などは不明だが、研究者(論文の著者)は認定結果に不服があるということだがら、不服申し立て→申立棄却&懲戒処分→訴訟、という流れになるだろう。
理研にしても、認定事実が「事実」とすれば、当該研究者の今後の研究者人生は閉ざされることになりかねないから、認定プロセスは慎重にやったとは推定できそうだ。
ただし、調査委員会の認定は常に正しいと考えるのは早計であり、予断であって、気を付けなければならない。
ところで、理研が研究者本人から、どの程度の時間をかけて本件の事情を確認したのか、がよくわからない。
また、研究者本人としても、論文の正当性への反証は、まさに論文の内容そのものの正確性や作成経過の証明であり、実験の再現可能性の立証や、論文の作成経緯や不正確なデータの混入した具体的な理由等になると思われるが、理研の研究室を使用せずしてそれがやれるのだろうか。
研究者が理研を締め出される、あるいは、実験への参加を拒絶されるような場合は、論文の正当性への反証は、実験ノートや実験成果の記録メモ、論文作成までの他の研究者と交わした膨大なメールデータ、写真などによることは不可欠であろうが、理研の研究室からそれらを持ち出すことは、果たして可能なのだろうか。
地位確認訴訟等に発展するのは不可避の情勢であるから、今後の推移を追ってみたい。
2014.04.02更新
理研の論文調査結果
投稿者:
2014.03.31更新
自治体は、市民に「死ね」というのか。
自己破産事件の依頼者の通帳を確認すると、住所のある自治体から預金を全額差押さえられていた。このこと自体はたまにあることだが、差押られた預金通帳は、その自治体からの児童手当の支給口座のほか、依頼者の給与口座、アルバイト先からのアルバイト料送金口座に支給されていたものだった。
給与は、4分の1を超えて差押ができないので、この依頼者が給与手渡しの場合は、4分の1を超えて差押られることはなかっただろう。また、数日前に支給した児童手当をそっくりそのまま差押によって回収するという、喜劇のようなことは、児童手当が手渡しならば起こり得ない現象だろう。
頭に来たから、その自治体に4分の3についての返金は可能かを確認すると、「執行したから返せない」という。しかし、のちに事情が分かれば、法律に合わせる形で訂正するのが、自治体のあるべき姿勢であって、世の中の大人の知恵ではないのか。預金を差し押さえたのであって給与を差し押さえたのではない、と担当者はいうが、「ではあなたの給与は、手渡しなのか」と言いたい。依頼者の給与口座送金は、あくまでの手渡しの代わりに過ぎないのではないか。
あと、「児童手当は、何のために支給しているのか。自分から支給しておいて、それを全額回収してしまうというのは、どういうことなのか。」とも言ったが、無反応。「給与を全額持っていくということは、要するに、あなた方は市民に死ねということなのか」と言ったら、さすがに「違います」と回答してきた。
このような差押をそのまま通してしまう某都市銀行の姿勢も問題だと思うが、市民から「なんとかしてほしい」と懇願されても、平気でそれを無視する自治体も腹立たしい。
さて、どうしてくれよう。
投稿者:
2014.03.31更新
本当は、スーツを買いたかった
自宅からスーツを買うために優待券を持ってきたけど、結局、一日中忙しく(昼食も食べられず)、お店で優待券を使うことはできませんでした。
消費税が明日から8%です。
投稿者:
2014.03.29更新
新しいモバイルパソコンを購入
消費税の増税前ということで、仕事用にウインドウズXP以降のOSのインストールされたノートパソコンを2台購入した。
1台は、ASUSのモバイル、もう1台は富士通の事務員用のものである。
私は、普段、自宅のデスクトップ、事務所のデスクトップ、モバイルとして東芝のノートとIpad Air、スマートフォンを利用しているが、Ipad Airなみに軽く、かつ、オフィスが使えるもの、さらには安いモバイルを探していたので、ASUSのモバイルは、とても重宝しそうである。
Windows8.1には、未だ慣れていないが、それは今後の課題である。
投稿者:
2014.03.27更新
今月の私
久しぶりにブログを書きます。
今月は、17日に確定申告をしました。また、裁判は、全部民事事件で5件あり、家事調停は1件のみでした。
その他として、労働事件が2件、後見人としての老人ホーム施設見学が1回、高齢者の自宅への見回り3件、新件も含めた打ち合わせは15件、高齢者虐待関係の会合3件があり、小学校のPTA活動として学校に行ったのが全部で9回ありました。
PTAは、来年度から会長です(任期2年間)。
こうやって書いていくと、なんだかんだ言ってやはり忙しい日々を送っているな、と思います。
ダイエットをするべく、朝はほとんど食べず、昼は、近所の野菜ジュースの専門店でジュースを飲み、午後3時ごろに我慢できず、裂きイカなどを食べながらも空腹に耐え、夕方にうまい酒とご飯を食べる、という生活にしました。
すると、3月1日から今日までの間、3キロ減りました。→ 結構な成果だと自負しています。
来月も、ぼちぼち頑張ろうと思います。
投稿者:
2014.03.27更新
弁護士広告は、HPを除き、無駄だと思います。
こんにちは、弁護士三森敏明です。
最近、弁護士個人や法律事務所も、「離婚専門」「債権回収専門」「遺産分割専門」などと、やたらと広告をしたり、ネット検索の順位を上げるような細工をしております。
かくいう私も、世の中のそのような流れにそのまま流され、弁護士不況、弁護士余っているなどという話に一部危機感を感じて、そのような広告をしております。
最近も、弁護士ドットコムというサイトに有料登録をしてしまいました。
でも、結局、ここ1年間、自分なりに冷静に見て来たけれども、まったく広告の費用対効果でいうと意味がないな、と実感するに至っております。私の依頼者のほぼ99%は、各種法律相談、依頼者や知り合いの紹介であり、広告から来る依頼者は、ほとんどいません(もっとも、平成18年から平成20年ころにはHP見ましたという相談者は多かった)。
結局のところ、日々の仕事=営業なのだな、と思い、日々の案件をコツコツとこなすことに専念しようと思う次第です。
今後は、有料広告や細工を全部やめて、HPの充実、ブログの更新、FACEBOOKの更新などに腐心しようと思いますね、はい。
投稿者:
2014.02.12更新
後輩弁護士の結婚式にでる
2月8日、45年ぶりの大雪が都内に降った日の午後、弁護士8年目の後輩弁護士の結婚式に出た。
新郎は、ずいぶんと洗練された姿をしており、奥様の偉大な影響力を垣間見た思いである。
結婚式は、すべての人を幸せにする。
今、離婚事件を複数進行させているが、やはり離婚と違って結婚式はいいものだ。
また、披露宴にたくさんの懐かしいメンバーが出席しており、結婚式はともかく、懐かしい面々に(人によっては10年以上の久しぶり)会えたので、私は、個人的にとても幸せであった。
投稿者:
2014.02.12更新
実母の入院
先月から、実母が入院しています。
大した怪我とか病気ではないのですが、リハビリをやるので、入院生活は3週間に及んでいます。
普段はなにもないと、実母にまったく会ったりしないのですが、 今は、1週間に1回のペースで見舞いに行っています。
病院に見舞いに行きますと、だいたい1時間くらい、実母とは日々のいろいろな話をします。
仕事のこと、家庭のこと、学校のPTA活動のこと、など、実母が入院しなければこのような時間を持つことはなかったであろう、という感じです。
実母は、間もなく退院ですので、今後は、定期的に実家に帰って、実父とともに実母ともいろんな話をしたいと思っています。
投稿者:
SEARCH
ARCHIVE
- 2020年07月 (1)
- 2020年05月 (1)
- 2020年04月 (3)
- 2020年02月 (1)
- 2020年01月 (2)
- 2019年12月 (1)
- 2019年10月 (1)
- 2019年04月 (1)
- 2019年03月 (8)
- 2018年09月 (3)
- 2017年11月 (2)
- 2017年08月 (1)
- 2016年12月 (1)
- 2016年08月 (1)
- 2016年07月 (9)
- 2016年06月 (1)
- 2016年04月 (2)
- 2015年12月 (2)
- 2015年11月 (4)
- 2015年09月 (2)
- 2015年07月 (1)
- 2015年06月 (1)
- 2015年04月 (3)
- 2015年02月 (3)
- 2015年01月 (4)
- 2014年12月 (1)
- 2014年09月 (4)
- 2014年08月 (2)
- 2014年07月 (2)
- 2014年06月 (1)
- 2014年05月 (2)
- 2014年04月 (6)
- 2014年03月 (7)
- 2014年02月 (3)
- 2014年01月 (1)
- 2013年12月 (4)
- 2013年10月 (3)
- 2013年09月 (6)
- 2013年08月 (11)
- 2013年06月 (2)
- 2013年05月 (2)
- 2013年04月 (4)
- 2013年03月 (5)
- 2013年02月 (7)
- 2013年01月 (5)
- 2012年12月 (4)
- 2012年11月 (4)
- 2012年10月 (3)
- 2012年08月 (9)
- 2012年07月 (1)
- 2012年06月 (5)
- 2012年05月 (1)
- 2012年04月 (6)
- 2012年03月 (4)
- 2012年02月 (4)
- 2012年01月 (2)
- 2011年12月 (5)
- 2011年10月 (2)
- 2011年09月 (3)
- 2011年08月 (5)
- 2011年06月 (4)
- 2011年05月 (8)
- 2011年04月 (8)
- 2011年03月 (2)
- 2011年02月 (4)
- 2011年01月 (6)
- 2010年12月 (11)
- 2010年11月 (9)
- 2010年10月 (4)
- 2010年09月 (5)
- 2010年08月 (5)
- 2010年07月 (12)
- 2010年06月 (5)
- 2010年05月 (7)
- 2010年04月 (9)
- 2010年03月 (4)
- 2010年02月 (5)
- 2010年01月 (4)
- 2009年12月 (4)
- 2009年11月 (12)
- 2009年10月 (6)
- 2009年09月 (7)
- 2009年08月 (12)
- 2009年07月 (8)
- 2009年06月 (8)
- 2009年05月 (9)
- 2009年04月 (7)
- 2009年03月 (9)
- 2009年02月 (13)
- 2009年01月 (12)
- 2008年12月 (11)
- 2008年11月 (12)
- 2008年10月 (12)
- 2008年09月 (8)
- 2008年08月 (24)
- 2008年07月 (13)
- 2008年06月 (7)
- 2008年05月 (17)
- 2008年04月 (14)
- 2008年03月 (11)
- 2008年02月 (8)
- 2008年01月 (11)
- 2007年12月 (16)
- 2007年11月 (17)
- 2007年10月 (9)
- 2007年09月 (18)
- 2007年08月 (20)
- 2007年07月 (14)
- 2007年06月 (17)
- 2007年05月 (14)
- 2007年04月 (11)
- 2007年03月 (7)
- 2007年02月 (13)
- 2007年01月 (19)
- 2006年12月 (10)
- 2006年11月 (19)
- 2006年10月 (22)
- 2006年09月 (27)
- 2006年08月 (21)
- 2006年07月 (17)
- 2006年06月 (19)
- 2006年05月 (17)
- 2006年04月 (16)
- 2006年03月 (15)
- 2006年02月 (19)
- 2006年01月 (14)
- 2005年12月 (24)
- 2005年11月 (18)
- 2005年10月 (20)
- 2005年09月 (24)
- 2005年08月 (16)
- 2005年07月 (16)
- 2005年06月 (27)
- 2005年05月 (24)
- 2005年04月 (28)
- 2005年03月 (5)