弁護士ブログ

2010.06.02更新

鳩山首相が辞任表明をした。
致命的な失政はなく、自らの沖縄基地問題への対応のまずさから政治不信を招き、自滅に近い辞任となった。

「クリーンな民主党を取り戻そう」と言ったらしいが、あなたがいうべき発言ではないだろうと思う。

首相と幹事長を替えたところで、いったん不信感を持った国民は、許してくれるだろうか。

正直、白けるのである。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2010.05.29更新

 法科大学院の中に初めて撤退する学校が出現した。

 法科大学院も学生が集まらなければ、当然、存続できない。
 法科大学院は、司法試験の受験資格を得ること、当然ながら司法試験に合格すること、さらには将来の法曹になるための基礎知識をつけることができると考えるからこそ、高い授業料を払ってでも学生は通うわけである。

 そのため、合格実績が上がらなければ、法科大学院はいずれ撤退することは避けられない。
 年間合格者数が3000名になる可能性が徐々に低くなれば、この傾向に拍車がかかる。

 私は、母校の司法試験受験システムにいまだにかかわっているから、法科大学院の考えはよく理解できる。
 また、私がお世話になった先生方も法科大学院の教員をされているので、現場はいろいろと大変らしい。
 
 現在、法科大学院が乱立しているという気がするので、撤退の動きはまだ続くだろう。
 
 そして、撤退校の現役学生のケアを十分考えなければならない。
 

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2010.05.25更新

裁判所で証人尋問調書の謄写(コピーのこと)を頼むと、民間で頼むよりもかなり高額の費用を請求される。

これは、1枚50円で計算されているからである。

いまどき、コピー1枚50円を取る民間業者はいないと思うが(民間では、1枚10円以下の業者がたくさんある)、いつも高いな~と思っていたが、裁判所の記録を外部で謄写するわけにもいかないので仕方ないかな、と諦めていた。

しかし、今回の事業仕分けでは、この1枚50円が問題になっているようで、ひょっとすると単価が下がって安くなるかもしれない。
そうなれば、依頼者にも弁護士にも朗報であろう。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2010.04.01更新

検察官は、たまたま相手が犯罪被害者の女性の場合、絶対に交際していけないのか?

かつて、タイトルは忘れたが、犯罪者か被害者の女性と結婚する検察官の話を漫画で読んだことはあるが、いろいろな出会いがあってもいいと思うので、検察官の職務である事件処理と全く無関係な交際であれば、特段、懲戒処分も辞職も不要のように思う。

「不適切な関係」とは一体何なのか。

正直、気になる。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2010.03.16更新

 朝日新聞等の報道によると、44歳(たぶん、48期)の検察官がバスを待っている最中に女性のスカートの中を盗撮しようとして発覚し、現在、任意捜査を受けているという。
 
 さすがに、逮捕はされなかったらしい。一般人だったら、逮捕されたのかな?

 しかし、1回の盗撮行為によって、この検察官は職を失う可能性がある。
 捜査は、常習性の有無と動機の解明が中心になると思われる。

 実名報道をされていたが、武士の情けでここでは実名を公表しない。

 かつては、ストーカーをした裁判官もいるし、警視庁捜査一課長は不倫で解任されるし、わいせつ事犯は地位とか職業とは関係ないらしい。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2010.02.05更新

 非常に残念だ。だが、「横綱」という立場を理解できなかった以上、仕方がない。
 
 示談をした以上、犯罪事実はあったと思われるが、横綱であろうがなかろうが、大人が暴力事件などを起こしてはならない。
 
 しかし、現役でまだまだ優勝できる実力があった力士が角界を去ることは、正直、残念ではある。
 朝青龍は、外国籍だから、横綱特権(取寄株がなくても、引退後5年間は現役のしこ名で親方として協会に残ることができるという特権)がない。

 だから、引退イコール角界からも引退(退職)ということになるだろう。

 彼は、まだ30歳にも満たない男だ。
 今後、どうやって生きていくのだろう。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2010.02.05更新

 私が大好きな、戦隊シリーズ「シンケンジャー」はすごい。

 主人公が影武者だったことも驚いたが、18代目当主(14歳)が影武者(19歳だったはず)を養子にとり、19代目当主にしてしまう、という筋書きをはたしてお子様たちはちゃんと理解できたのだろうか。

 養子ってなに?
 さっそく、息子に聞かれた。
 法律的な観点や社会の家族の観点から説明はしたが、彼はどこまで理解できているだろうか。

 ただ、ハッピーエンドになりそうなので、結論的にはよかった。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2009.12.13更新

 12月に入った。今年もあと20日くらいで終わってしまう。
  
 12月は、忙しい。いつも忙しいが、12月はとくに忙しい。
 
 まず、裁判所が12月25日までで事実上終了するので、年末年始が仕事にならないので、実働時間が短くなる。
 でも、なんとなく年内にやってしまいたい破産申し立て事件なんかもあるから、いきおい、一日の実働時間は伸びてしまう。

 次に、弁護士も裁判所も和解が可能な事案は、なんとなく年内に仕上げたい、そして、正月はおいしい酒を飲んで迎えたい、という感情があるので、和解手続きがどんどん進む。
 よって、12月は、意外に和解期日は入ることになって、忙しい。

 さらに、依頼者も忙しいので、打ち合わせ時間がなかなか取れなかったりする。

 そして、12月は、弁護士会への納付金の納付、各種報告などがあり、税金の処理や経費計算もしたりするので、これまた忙しい。

 もうすぐ、新人弁護士が事務所にくるので、パソコンを買ったり事務所を掃除したりするなども必要なので、この作業もなかなか大変である。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2009.12.13更新

 日常、職業柄、他人と接する機会が多い。
 
 接する人には、いろんな人がいる。実に多士済々である。

 私のことを評価してくれている方もいれば、そうでない方もいるだろう。

 だけど、人の本音はそうははっきり分からないから、相手が自分をどう思っているかについては、そんなに神経質になってもしょうがない。

 大事なのは、自分がおかれた現状を前提にした時、自分がベストを尽くしたと言えるか否か、であって他人の評価ではないからである。

 普段から、上手くいかないときもあるし、逆に思いのほか上手くいくこともある。

 複数の弁護士で仕事を受任していると、考え方の相違から路線に違和感を感じることがあっても、自分の信念や仕事の立ち位置に自分が忠実であるならば、あまり気にしないことにした。

 最近、弁護士でも精神的に滅入ってしまって、最悪、弁護士業を廃業する人もいる。
 なりたくてなった仕事でありながら、廃業するのは相当な決断だったとおもうが、私は、まだしばらくは弁護士でありたいと思っている。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

2009.11.16更新

 ある弁護士会の弁護士が汚職で逮捕された。

 ふーん、弁護士にも汚職罪ってあるのですね。

 交渉の相手方から報酬をもらう、という感覚が私にはないので、汚職罪という犯罪があるということは知りませんでした。

 弁護士になると、最初に事務所の先輩やボス弁から弁護士の業務や倫理を教わります。
 そして、その中では、依頼者から「相手方と変な関係にある」と疑われるようなことは絶対にしてはならない、というのが入っています。

 弁護士は、信頼と信用が業務の生命線だからです。

 今回、逮捕された弁護士は、経験豊富な弁護士です。
 特捜部が動いているので、報道ではわからない裏があるのだと思いますので、逮捕に関する論評はしないでおきます。

投稿者: ヒューマンネットワーク三森法律事務所

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